メモ。
- 作者: 大野耐一
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1978/05/01
- メディア: 単行本
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あ、平準化のキーワークが「助け合い運動」「リレーのバトンタッチ」だというところは実践的かつ面白い視点だと思う。
「ヘンリー・フォード一世はかわいそうな人だ……自身が持っていた【理想の姿】が、後継者たちには必ずしも完全には理解されなかったのだから。」(p.190の要約)という話があった……けど、これはどこにでもある話じゃないかなぁ……という気も。なかなか理想どおりには行かないもので。
そして、pp.213〜214にはまとめとして「豆腐と納豆は本来逆の意味」の話がある。これ以前にも「×自動化、○自働化」とか「×省人化、○少人化」というふうに「ことばあそび」を基にした発想転換の様子がいくつか紹介されていて、この点は興味深いと思った。
……とりあえず全部読んだ。この内容で1400円というのは「素晴らしく安い」……けど、果たして仕事に直接応用できるかどうか。