QWERTY配列 - Wikipedia……今日は何も弄っていません。

 【検証可能性】を満たして、かつ【原典にあたり易くする】ためには、「可能な限り小数のソースに基づき」行を記述して「行末で原点に紐付けする」ことを「毎行ごとに繰り返して」文章を記述するしかないのかも……という考えが使い物になるかどうかの実験中です。


 この方法、QWERTY配列 - Wikipediaでやっているとおりに「読みやすくなく、かつ面白くない」という致命的なデメリットを含んでいるので微妙なのですが、この方法を取れば「行単位で精密かつ明晰な検証可能性を確保できる」というメリットがあります。
 いままでのWikipediaにおける記述は、原典と記述の対応関係が容易には把握できない「モノリシックな構造」だったのですが、これが「細切れにして」原典を示すようにすれば、「原典のない記述」を見つけ出して「原典に基づく記述」へと差し替えることも可能なのではないかな……と。
 #このあたりはプログラミングと似たところがありそうですね。


 Wikipedia:秀逸な記事の選考を最近見返してみて「アレッ?」と思ったのだけれど、Wikipediaが本当に求めているものが「読みやすくわかりやすい文章」なのか、それとも「原典に導くための水先案内」なのかが、さっぱり見えてこないんですよね……って、私が悩んでも仕方がないですけどね^^;。


 どちらにせよ、「いくら日本語版Wikipedia(日本版Wikipediaではない)で(合意に基づき)勝手に緩い制限の取り決めをしようとも、あとからジンボ・ウェールズ氏による【鶴の一声】があれば、議論は全て無駄になってしまう」だけに、現状ではあそこでの「議論」に「参加」するつもりはないですね……「参考」にはしますけれども。


 #現状では【秀逸な記事(=読みやすさにこだわった記事)】とは「別に」、【明晰な記事(=検証可能性を厳密に満たしている記事)】にスポットを当てる仕掛けが「絶対に」必要だと思う。

2007年2月26日1:18:33追記。

 「全指サイトメソッドタイピング」と「全指タッチタイピング」がごちゃ混ぜになっていたので、結局修正することに。