メモ。

 視覚障がいを持つ方向けに制作されたタッチタイプソフトで、一般にも通用する(一般的な環境で動く)ものはあるだろうか。
 「指でしゃべるタッチタイプソフト」に仕上がっていれば、目視に頼らない練習ができるので、かなりいろいろな人にとって役立つはず。

悠木さんのところで同じ話題が!

 今日の日記@シャドールームさんより。
 2002年製作で、販売価格3,780円のソフトがあったとのことです。
 全盲の方が製作されたようで、「目視に頼らない練習」を行うための仕掛けはバッチリ実装されていると思われます。

 ローマ字入力のつづりを一通りに制限している点、晴眼者のみを対象とするタッチタイプソフトでこういうことをすると「JISX4063綴りを許容しないなんて変だよ!」になるけど、このソフトの場合は「あえてつづりを制限する理由がある」ので、これで正しい、と。「ちゃ・ちゅ・ちょ・じゃ・じゅ・じょ」が「Cha/Chu/Cho/Ja/Ju/Jo(Tya/Tyu/Tyo/Jya/Jyu/Jyoではない)」のみである理由は、目隠しをして鍵盤操作をすればすぐに理由がわかるはず……キーボードを全く見ていないようで、案外と視界に入ってくる情報を活用しつつ入力している人って、結構いるんじゃないかなと思うので。
 ……って、まるっきり手元にあるメモのまま「音声フィードバック・音声ガイド」が実現できてるし^^;。
 なんというか、「いかにも21世紀らしいタッチタイプ練習ソフト」という予感がします。
 ローマ字側は定義が狭いのでソフトウェア対応は厳しいものの、JISかな入力側はそのまま「繭姫/姫踊子草」などのソフトウェア経由でアクセスできそうなので、機会があれば試してみたいところですね。
 #これで「シャドータイピング50音順式タッチタイピング練習法」のやり方をやれば、原理的には「1時間で大まかな速習をする」とかも可能になりそうな気がする。目視情報を意図的に排除することで、指の感覚はとてもシャープになる性質があるから……うーん、やっぱり(製作の機会があるのならば)製作してみたい気もする。