μTRONキーボード関連メモ。
kouyさんから頂いたトラックバックに絡んで。
商品名 μTRONキーボード(マイクロトロンキーボード)
特徴 人間工学に基づいて作られた左右対称の分離・立体型キーボード。
価格 約4万円
発売日 2007年2月 発売予定
問い合わせ YRPユビキタス・ネットワーキング研究所
(from http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2006/12/08/toretama/tt.html)
kouyさんの記事経由で参照できる記事群を総合すると、
- プログラマブルタイプ(文字配列や機能キー配列を交換できる?)。
- 左右分離タイプで、それぞれをつなぐケーブルは短い。
- Topreのキーボード/HHKの高いほうと同じく静電容量スイッチを使っている(廉価版が出るとすれば、普通にメンブレンスイッチにするはず)
……と、こういうキーボードらしいです。
特に「プログラマブル」というのは結構良さそうかも……同じサイズのキー同士であればキートップも交換できる、とか言うスタイルだとさらに良さそう(SpaceとBSを交換するとか)ですが、さすがにそんなことはどこにも書いていないらしく^^;。
TRON配列(TRONかな配列+Dvorak英字配列)はデバイスドライバで提供される……らしい。でも、プログラマブルキーボードならばその必要は本来ないはずかも……って、「プログラマブル=キー交換≠キーストローク交換」なのかも?TRONかなは実装できないから、結局はデバイスドライバで……ということなら納得かも。
- (親指・人差し指を机からより離すリアクションをして)手はハの字に置くと楽な姿勢になるので、キーボードもそれに合わせて傾斜をつけることが出来るようにした。
- 「ひらがな入力」に力を入れていきたい。ひらがな入力に慣れるほうがスピードアップできる。よく使う文字を中央に集めた。配列について色々工夫している。
- 「従業員の健康をいかに保つか」が、企業のテーマ。
(from http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2006/12/08/movie/mayu.ram )
こちらは本編ではなく「取材報告」からの要約。
個人的には「スピードアップ」に関する言及については微妙だな……と思う&報道変換されているらしき妙な表現がある(特に「中央」)のだけれど、伝えたかったことのうちいくつかはきちんとインタビュアに伝わっていたようですね。
本編を見られなかったのは残念ですが、これはこれでよかったかも。
……こう考えると、TRONプロジェクト系のキーボードなのに「キートップはJIS配列を採用した」のは、たぶん「JISキーボードとして使っても役に立つから、とにかく使ってみて!」という意思表示(コマーシャル?)の現れなんでしょうね……。
現実的問題として、USB接続キーボードでもJIS配列ではないキートップを採用したキーボードはある(たとえばNICOLAとか)から、やろうと思えば「TRONかな+Dvorak英字」でも大丈夫だったはず……けれどもそれを採用しなかったわけで。
#いや、逆に「TRONかなはタッチタイプで習得して欲しい!」という意図があるのかも?
このキーボードが市場にどう受け入れられていくのかは不明ですが、ちょっと楽しみですね。