Hinaさん考案の「B5サイズノート用」ミニキーボードの物理配列案

(言及:2006年11月09日 - 妄想キーボード)

 虞美人草配列製作者のHinaさんから頂いたコメント経由で。
 小型ノートPC用のキーボードとして、あるいはUSB接続のモバイルキーボードとして……こういうキーピッチを持つキーボードがあれば……という話。
 とりあえず東芝ノートPC配列風に変換してみました。

このあたりが2/3〜1/2キー幅に圧縮される領域。
    ↓↓↓
EC漢F1---------F12PPIsDl ── PPIsDl→PrintScreen:Pause:Ins:Del
1234567890−〜¥BS
TQWERTYUIOP@[Ent
CaASDFGHJKL;:]Et
ShtZXCVBNM,./_Sht
(機能キー段は各社ノートに準拠。カーソルキーは高さ2/3キーに圧縮して右端収容)

 参考までに、工人舎製PCの鍵盤は下記のような感じでした……下記と同程度の鍵盤領域に、上記の鍵盤を収めることは十分可能かと。

ECF1F2F3F4F5F6F7F8[]_^\IsDl
1234567890−Bs
 QWERTYUIOP@Ent
 ASDFGHJKL;Ent
 ZXCVBNM,./↑:

 上記の鍵盤は、人差し指+人差し指伸領域を圧縮した「圧縮付きノート標準配列」キーボードですね。
 動かしづらい小指に圧縮キーピッチ部を負担させるのではなくて、動かしやすい人差し指に圧縮キーピッチ部を負担させる仕掛けになっています。
 「ホームポジション→人差し指伸ばす→ホームポジションに戻す」の一連の操作で必要な手指の移動距離を削減することができて、なおかつ標準配列の相対位置は維持できる(JIS規格用件は相対位置の定義のみであるため、小指キー部圧縮法と同じく規格違反にならない)……と。


 いわゆるエルゴキーボードが「人差し指間キーを引き伸ばして(あるいはそこで分離して)、腕をまっすぐに伸ばしたまま打てるようにしている」のとは逆の発想。
 タッチタイプをする人にとって重要な点が「ホームポジション上下のキーピッチが全段にわたって均等であること」であるならば、この物理配列をもつノートPCは間違いなく受け入れられそうです。
 少なくとも、右手下段の【、。?_】あたりを圧縮して【↑】を突っ込まれるよりは、遥かにまっとうな打鍵感覚を実現できそうです……これは実現して欲しいかも。

……で。

 久しぶりにトラックバックpingの送信に成功。よかった〜。
 ……でも受信は失敗しているわけで……現在のところ、理由は不明です。