ヘッドフォンアンプ第2弾(趣味的部品を使ったもの)を組み立て完了。

 写真写りが第1弾よりも悪そうなので、写真掲載は見送りで。
 部品を追加したなりの効果は確かにあった(エージング前であっても)ものの、かなり「どーでも良さそうなところのみが良くなった」程度なので微妙です。

  • 並列につないである「スパークキラー(0.22uF+22Ohm)」とか、「クランプ抵抗(3.3kOhm)」の抵抗部分をVishay製に変更した効果は、たぶん無いに等しい。同じ理由でコンデンサも0.22uFをRIFA製に交換した意味もたぶん無い。
  • 直列につないである「DCカットコンデンサ」と電源代わりの「IC用アナログ出力部電源コンデンサ」は、それぞれ同じ値の無極性コンデンサにする方がよさそう。無極性&オーディオグレードというとかなり品種は絞られるけど、その中で選ぶならば、どれを選んでも大差ないかも?
  • 水晶発振子から水晶発振器への変更は効果がある。水晶発振子では高音域の表現が若干デタラメになるのに対し、水晶発振器(作例では秋月電子の±30ppm±5ppm品を使用)にはそういう傾向が無く、安心して聴ける。
    • 水晶発振器の出力は(足を曲げずに)基盤のR9右(Xinput)に差し、GNDは(ケースに触れても良いので足を上手く曲げて)C10右(GND)に。サブ基盤でVCCとセラミックコンデンサ47uF(秋月電子扱い品)を結びつつジャンパ線でR6(VCC)に、コンデンサの逆端はC1左(VCC)に結ぶ。
    • 高精度な水晶発振子(そういう部品がある)を使えば、基盤はそのまま活かせる……けど、たぶん普通に売っている水晶発振器の方が安価で入手性もいいと思う。


 とりあえず、こちらも一週間程度は様子見ですな。
 これから良くなるのか、あるいは変わらないのかは気になる気も。
 #現状ままならば、個人的には水晶+コンデンサ(アナログ用電源+DCカット+水晶用電源)以外は無意味じゃないかと思う。あとはICそのものの問題という気も。