富豪的入力手法識別方法(注:既出ネタorz)

(元ネタ:富豪的プログラミング)


 えーと、パソコンを職場で使っている場合、たまにこんな事があるかもしれません。

(キーボードを見ながら、画面を見ることなくキーを打っていく……そして数十秒後)
「あー、なんで○○入力になってるんだよ!」


 ……と、こんなありがちな(?)「意図しない入力モードの錯誤」から、「キー入力」を救済する方法を考えてみました。


 ちょっと貧しいインターフェース(でもこれが普通)

  • 間違ったモードで入力したキー入力は廃棄する。
  • 入力モードを変更する。
    • もしかすると、入力モードの変更方法を知らないかもしれない。
  • 正しいモードにしてから、まったく同じキー入力を繰り返す。
  • ここに「変換前入力中にAlt+ひらがなを押せば、別の入力方式で入力されたものとみなしてキー入力を解釈し直す」があると……?

 微妙に貧しいインターフェース(でも目的は果たしている)

  • 入力モードがどこであっても入力を監視していて、「KSTNHMYRWGZDBPLX#$%&'()^」のうちいずれかが3回押された時点で、入力モードが妥当かどうか判定する。
    • 明らかに入力モードが間違っていれば、入力モードの変更を案内するアドバルーンを上げる(CtrlAlt+ひらがなを押すと、入力済みキーを該当入力方法と見なして解釈しなおし、同時に以降の入力モードも変更する)。
    • 判定が付かない場合は、さらに「KSTNHMYRWGZDBPLX#$%&'()^」のうちいずれかが3回押された時点で、入力モードが妥当かどうか判定する……以下ループ。


 富豪的インターフェース(T9方式極端な予測変換と同一の考え方)

  • 入力モードは参考にしかしない。常に【入力モードは間違っている】ことを前提としてキー入力を監視する。
  • 入力されたキー情報を元に、対応する全ての入力方法をエミュレーションして「かな出現頻度」を計算し、「かな入力・ローマ字入力・英字入力・その他の入力方法etc」のいずれかにのみ合致することが確定した時点で、強制的に「それまでのキー入力がその入力方式で行われたものと見なして置換」し、以降の参考入力モードも変更する。


 はて、昔まったく同じようなことを考えたような……

 「明らかに入力モードを誤っているキー入力がある」場合に、適切と思われる「カナ入力・ローマ字入力・英字入力」各モードへの切替方法を案内する機能を実装していただきたいのですが…。
 たとえばカナ入力者が「d@'rsdrw]」と打ってしまった場合に、こじを「旧JISカナ入力だな」と判断して【ジャストシステム】に変換するとか、Qwertyローマ字入力者が「まちとなからとにとなかいもな」と打ってしまった場合に、これを「Qwertyローマ字入力だな」と判断して【ジャストシステム】に変換する…という感じで。

 通常は「モード切替に関する案内をするのみ」とし、ビジネス用としては「誤入力があった場合、本来の文字入力モードに戻した場合の変換候補を提示し、モードも次いで自動的に切り替える」という機能を選択できるようにすると、現状のカナ入力者に対する無用な排除を抑制できるのではないかという気がします。

 正直、「切り替え方についての説明を書いた、付箋紙を貼れば大丈夫」と私は思っているのですが、付箋紙だけではどうにもならん気がしますので、これはやはりIME側で実装して欲しい機能です…。

なお、この件は↓にも書いてしまっています…お邪魔でしたらすぐにでも削除しますので、お知らせ下さいませ。
http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20050313#suggestion
(from http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20050313/suggestion )

 ……やっぱりあったorz


 #これがもし特許要件etcに引っかからない(or既知のアイデアと見なされ、排他的所有の対象とならない)のであれば、カスタマプレビューのどさくさにまぎれてVista Beta2の報告フォームに突っ込んでみようかと思うのですが……時期尚早かも?