飛鳥の良いとこ、悪いとこ。
これは私にとっての主観的な良否判定であって、誰にとっても当てはまるとは言えませんのであしからず。
【良いと思うところ】
- 割と指が痛くなりにくい
- ……って、多少なりとも痛くなるようなら、こんなに毎日だらだらと日記を書いてはいられませんな^^;
- ACT系が「拗音好きになる」というあたりに引っ掛けて、飛鳥の場合は「文末好きになれる」……って何ですかそれは^^;
- このあたりは大抵のかな系と母子音分離ローマ字系にも共通する仕様かも。
- 下段を割と使い、人差し指間キーは余り使わない。
- 親指連続シフトなのに拗音節もほぼ誤打せず打てる。
- って、これはUジローさんと鈴見咲さんと邪道タイパーさんとQuarkさんのおかげか。tomoemonさんスタイルで打鍵できれば問題ないとは解っていても、いざ打鍵すると私の場合はどうしてもシフト残りが発生してしまうわけで。これが回避可能になってようやく一通りの不満が解消されたという経緯がありますし……懐かしいですな。
- 新たなルールを覚える必要が無い。
- 同時シフト動作で練習したい人は同時シフトで練習開始すれば良いし、普通のシフト動作で練習したい人は普通のシフト動作で練習開始すれば良いし……と、ルーズにやっても意外と練習には困らないと思う。
- 「打鍵パタン数=出力可能な文字数」と定義が明快、かつ定義数が100未満。
- これはかな系共通ですな。拡張するには「ローマ字法(Qweロマかななど)」「運指パタン法(ACTなど)」「無連想法」などがあるけど、それらのいずれをも使わず打てるので打ち方に迷いを生じずにすむ(いや、AZIK時代には母音キーを押すか書く長母音キーを押すかで結構迷いつつ打鍵していたもので^^;)。
……うーん、大体こんな感じかな。
【悪いと思うところ】
- 普通のキーボードにしか対応できていない(エルゴノミクス対応キーボードとの相性がかなり悪そう)。
- ……って、それを(普通のキーボード相手に格闘して配列を定義してきた)飛鳥に望むこと自体が間違っているわけですが。
- 親指位置にキーが2つ必要。不器用な人(私とか)はシフトキー専用にする必要がある。
- うーん、ここは人によりけりでしょうな。
- 配列道にはまり込む原因となりうる。
- その危険性はAZIK以上だと思う^^;
- 素性の良さを解りやすく説明する方法が思い浮かばない。
- 正直言って、これはM式の独断場だろうな……特に飛鳥は1キーに3字配置されている時点で説明に窮してしまうし。
- 慣れる為に要する時間が他の配列よりも短いわけではない。
- 実際に打鍵して見せると、ほぼ必ず「ずいぶんと大変な方法を使っているんだねぇ」といわれてしまうorz
- というか、あまり書かない人にとっては(移行に絡む)コストパフォーマンスがよくないのかも。
【個人的には、どんな用途での使用を勧めたいですか】
- シナリオライター、もしくはそれを目指している人。特にゲーム系・ノベル系。
- 検索した感じでは既にいらっしゃるご様子。特にこの「シナリオライター」ってのがポイント。
- 元JISかなユーザで現Qwertyロマかなユーザ、かつかな系に回帰欲がある人。
- 一つでも当てはまらないものがあるならば、他の配列を先に試す方がいいと思います。
- JISかなユーザ暦が無い人にとっては、同じかな系でも月配列のほうがとっつきやすいでしょうし、JISかなに回帰したり新JISかなに挑むという選択肢もありえますから。
- ローマ字系を目指すならばいろいろ選択肢はありますな。Qwertyの拡張で臨むもよし、「行段かな系」と割り切れば母子分離系の方が打鍵しやすいですし、色々と自分の目指すものに見合った配列を選択すればいいわけで。
- 一つでも当てはまらないものがあるならば、他の配列を先に試す方がいいと思います。
【個人的には、どんな用途での使用を勧めたくないですか】
- 技術系のドキュメント記述。特にプログラム用ドキュメント。
- パッと見の印象ですが、この方向で始めて配列換えに挑むならばACT系の方が明らかに向いているっぽい気がします(こちらも検索した感じでは既にいらっしゃるご様子)。やってみてピンとこなければ、そこで始めて他の方法論をお試しいただく……というのが良さそうな。
- 入力効率よりも解りやすさ重視の人。
- 配列換えよりも先に、キーボードを変える事をお勧めします。
- 色々なPCを触る人。
- 何も言わずに「PCの設定を変えずに打鍵できるようにするため、ロマかなとJISかなを両方使えるように」がんばってください。そうとしか言いようがありません……orz
大体こんな感じかも。
ってゆーか、だいぶ飛鳥から離れていますな……orz