私にとって、【漢字】は「,lje」(飛鳥21c290)であるべきか、「↓f →k e」(飛鳥21c290+漢触こーど)であるべきか。

 Rayさんとこで「漢字(漢じ)」と「感じ」の書き分けに関する話題が出ていたので、その点に関して。
 #既にご承知のことかもしれませんが、お約束的にトラバさせていただきます。


 ええと、私の場合ですと今日現在の「漢触こーど」記録。に書いたとおり、「漢字」と「感じ」に関しては先頭一文字のみを直接漢字入力しています。
 #いや、「しています」は間違いだな……まだ覚えていないので「しようとしています」になります。
 もっとも、Rayさんの話を見る限りでは「感じ」の方が多いことは確かなわけで、この場合ですと「漢」だけ覚えれば良さそうですね(ここは気づいていなかったです^^;)。


 入力に要する過程は異なりますが、きちんと書き分けできるという結果だけを見れば、「漢字」を入力するために要するストローク

  • 「,lje」(飛鳥21c290)
  • 「↓f →k e」(飛鳥21c290+漢触こーど)

のいずれであっても、結局は慣れ次第・感じ方次第なのかもしれません。
 #うちの場合ですと、MS-IMEで通常行っているかな漢字変換操作中に「そのまま漢字を一文字交ぜ込むだけ」ですので、それ以外は通常のかな漢字変換となんら変わらない状態だったりします。


 この辺、ちょうどタイムリーに根っこの部分を「コラム: 常識とは(@iwatam's server)」で取り扱っていたようです。ええと……一番下の方から引用。

 それでもあえて理由を問われれば、「同じ人間だから」と答える。同じ人間なんだから、同じように感じるはずだ。他人の感情を知るには、ここを出発点にしない限りどうしようもない。


 もちろん、同じように感じないこともある。しかし、それは「例外」である。例外とはつまり、感じ方の違いには特別な理由があるということだ。それは経験の違いだったり、個性だったりする。しかし、その理由を知れば、双方とも同じ原理に基づいていることがわかる。それによって、違っているように見えるところでも、より深いところは同じであることを発見する。

 これを読んで思い出したのですが、私はかつて(ワープロ専用機時代に)辞書登録法でいろいろと失敗しています。
 よく使う文字列などを辞書登録してみたのですが、私はどうにも「特定の文字列を引き出すためのインデックスとして、ひらがなを発音外の目的で使うというのが苦手」らしいのです。


 たとえば「ワープロ速記法」にあるような略記方法は(唯の一つすら)覚えることができませんでしたし、自分で登録した言葉に関してもまるで思い出せず、いわゆる「顔文字辞書」の類も使いこなせませんでした……そんなわけで、今でも顔文字は手打ちで打っています^^;。


 漢直のうち「送りがな」の件は……通常のIMEでも稀に「?」な物が出てくるときがある&手書き文書の場合は誰もIMEを頼りにはしていないので、これはある意味「使い手の問題」に帰結するのではないかと思います。
 それと、同音異義語問題の解消に「漢字を直接指定する」というソリューション自体は、(入力の段階で特殊な読み仮名を用いて区別することや、変換の段階になってからIMEで選択することと等しく)健全な方法論だと思います。


 コード入力の導入コストが他の入力方法よりも重い、という点に関しては同意です。というか、いまだに漢字4字分のコードすら覚えきれずに右往左往している私はいったい何なのだろうかと……orz