W-ZERO3向けプラン色々、迷いも色々。

 昨日の「プラン再考中」をあれこれと編集しまくって、とりあえず3パターンにまとめてみました。
 まずは従来的に「データ定額のみ・通話は完全従量制」とした場合のプランを。

  • つなぎ放題[1x](1x32kbps)
    • 固定3,654円(税込)/月(年間契約-15%、長期割引-10%、A&B割-15%。ただし、A&B割はさっき申し込んだばかり^^;)
    • 携帯向け通話は10.5円/24秒(×2.5)≒26.25円/分
      • PC経由の接続でも料金は一緒(プロバイダ料金は別途)。


 つなぎ放題[1x]は「とにかく遅い」です。普段は「画像非表示」で乗り切る覚悟が必要かも。
 でも安価。それ以上に言及するべきところはなし。

  • つなぎ放題[4x](4x32kbps)
    • 固定6,980円(税込)/月(年間契約-15%、長期割引-10%、A&B割-15%の場合)
    • 携帯向け通話は10.5円/24秒(×2.5)≒26.25円/分
      • PC経由の接続でも料金は一緒(プロバイダ料金は別途)。


 長期契約割引は、「1年越で-5%、2年越で-7%、3年越で-10%」となります。
 A&B割は、運良く提携プロバイダと契約している場合に利用できる割引です。
 詳しくは、上記の各コースをクリックしてご覧ください。
 年間契約に関しては、解除時に別途解約料がかかるものの「特に考えることなく」契約しても問題ないかと(解約料よりも月額料金のほうがほぼ必ず高いわけで、これがもったいなくて解約しそびれる……なんて人は居ないでしょうし)。
 上記プラン群(つなぎ放題シリーズ)でも、下記プラン(音声定額+データ定額)でも、「携帯電話への通話料金」はほぼ同一です。ただし実際には上記プラン群(つなぎ放題シリーズ)の方が時間区切りが細かいので、短かい電話を多数回掛ける場合には、上記プラン群(つなぎ放題シリーズ)の方が安く上がるはずです。


 で、最近人気な「音声定額+データ定額」プランの場合。


 「つなぎ放題[4x]」を契約するよりは安価(かつこちらもデータは4x)なのでお勧め(割引を駆使しても、「つなぎ放題[4x]」はこのプランより安くならない)なのですが、

  • 音声通話は利用しないor着信がほとんど。
  • PHSにPCを接続して利用することが多い

という場合には、むしろ「つなぎ放題[4x]」の方がお安く利用できます。
 このプランのターゲットは、ほぼ

  • すでに一人以上の知人がWillcomに鞍替えしている(もしくは誘導中)。
  • PHSにPCを接続して利用することがまずない。

という感じですね。
 #4xでは物足りない!という方は、携帯onlyでしたらauの端末をお勧めします。


 ちなみにWillcomのプランですと、他にもデータ関連で

  • 「25時間」を境に従量制へと切り替わる「ネット25」シリーズ
  • パケット単位で料金を計算する「パケコミネット」シリーズ
  • より少ないデータのやり取りに便利な「データパック」シリーズ

があるのですが、この手のサービスは「使っていていつも利用料金が心配になる」ので、いまさらお勧めしたくはないなぁ……というのが正直なところです。


 そうそう、例の「マルチパック」ですが、もらってきたパンフを見た限りは

という、コンボ利用にしか効かないようです(おそらく、店頭でパンフを見ればピンと来るかと)。
 W-ZERO3、"TT"、"DD"に内蔵するPHSモジュール「W-SIM(RX410IN)」が、その仕様上「非待ち受け時(データ通信中・データ待機中など)には音声待ち受けができない」という貧弱な仕様らしく、これでは困る!という人向けの救済サービスなのかも。
 (ウィルコムADSLサービスは流行るのかなぁ……blog全盛の今なら大丈夫なのかも!?)


 とりあえず私の場合は「つなぎ放題[1x]」のまま維持して(今の私にとっては、これが一番コストパフォーマンスが良い)、長電話する相手がWillcomユーザに切り替わったあたりで「音声定額+データ定額」に切り替えるつもりです。

ひとつ忘れてた。

 端末の性能がまともな場合、高速化サービス(税込315円/月)もご検討いただけます。
 その実情はまさに「簡易圧縮転送サービス」なので、「転送速度は速くなるが、レスポンスは多少遅くなる」という弊害がある点は注意を要するかと。
 京ぽん1では余り実用にならなかったものの、最近の新機種ですと選択の余地はあるかも……?また試してみるつもり。

もう一つ……A&B割の申し込みそのものは簡単。

 「Pic@nic」経由でいつでも申し込みできます。
 書くべき事項も少なく数分で申し込みできるので、まだ「Pic@nic」を利用していない方は、この機会にぜひどうぞ。
 https://picnic.willcom-inc.com/