親指+漢直用のシフト仕様に関するメモ。

 繭姫で実現する親指シフト+漢直の場合、擬似逐次打鍵(盤面を2倍に増やす)などを含む3打鍵面にのみ頼る必要はありません。
 もうひとつの選択肢として、二打鍵目に「無シフト面」「SandSシフト面」「右親指シフト面」「左親指シフト面」「小指シフト面」を使うことが可能だからです。
 これにより収容可能な文字数を増やせそうなので、ちょっとばかり計算してみました。
 

  • 一打鍵目はSandSもしくは小指シフトによるシフトインを要す。
    • 数字段を使わないならば、大体30〜33キー。
      • 二打鍵目以降は「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト・小指シフト」を選べる。
        • 「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト・小指シフト」をすべて活用し、3段30キーで漢直とする場合は、一打鍵目30キー×シフト5種×二打鍵目30キーで、4500字。
        • 「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト」を活用し、3段30キーで漢直とする場合は、一打鍵目30キー×シフト4種×二打鍵目30キーで、3600字。
        • 「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト・小指シフト」をすべて活用し、3段33キーで漢直とする場合は、一打鍵目33キー×シフト5種×二打鍵目33キーで、5445字。
        • 「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト」を活用し、3段33キーで漢直とする場合は、一打鍵目33キー×シフト4種×二打鍵目33キーで、4356字。
    • 数字段を使うならば、40ないしは48キー。
      • 二打鍵目以降は「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト・小指シフト」を選べる。
        • 「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト・小指シフト」をすべて活用し、4段40キーで漢直とする場合は、一打鍵目40キー×シフト5種×二打鍵目40キーで、8000字。
        • 「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト」を活用し、4段40キーで漢直とする場合は、一打鍵目40キー×シフト4種×二打鍵目40キーで、6400字。
        • 「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト・小指シフト」をすべて活用し、4段48キーで漢直とする場合は、一打鍵目48キー×シフト5種×二打鍵目48キーで、11520字。
        • 「無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフト」を活用し、4段48キーで漢直とする場合は、一打鍵目48キー×シフト4種×二打鍵目48キーで、9216字。


 みのりさんがまとめていた「漢直配列の種類 @無連想方式」と比較してみると、上記方式のうち「二打鍵目には無シフト・SandS・右親指シフト・左親指シフトを使用する、3段30キー使用の漢直コード(一打鍵目30×二打鍵目シフト4×二打鍵目30=3600文字)」であっても、十二分に厄介そうなくらいの収容文字数が確保できそうです。


 ええと…ちなみに私が日記中で使う文字数は、2005年05月時点で1698文字(かな・カナ・漢字・英数字で半角全角をすべて区別した場合)となっていました。
 ここからそう極端に使用文字数が増えているということもないでしょうし、個人用途としては3600文字ってかなり膨大な領域だと思います。


 #って、計算を間違っていたらどうしましょうか^^;