MS-IME+繭姫=「ペン入力と同じ」混ぜ書き変換!

(言及: 繭姫版1.3006号構築#201)

 ええと、最新版繭姫で面白い事ができるようになりました。
 定義中に「WantThemselves=1」(注:今まで私は書き間違っていましたが、 WantThemSelves=1 ではありませんので注意^^;)を含ませて漢字などを定義している配列を用いる場合、ペン入力と同じく混ぜ書き変換が出来る様になっています。


 ひとまず、このテストをするために「WantThemselves=1」を先頭付近においてから、飛鳥21-290で「後退」として割り当てられていた「]」に、「替」の漢字を当ててテストして、無事に動作することを確認しています。


 たとえば…
  「 右+O D ] 」 → 「 こう替 」 → 「 交替 」 → 「 後退 」 → 「 交代 」 → 「 抗体 」 → …
  「 ] 右+A 左+J 」 → 「 替わる 」 → 「 変わる 」 → 「 代わる 」 → 「 換わる 」 → …
 こんな感じですな。
 MS-IME側では、漢字を単なる記号として扱うのではなく、適宜読み仮名を振って逆変換してから扱っているようです。


 TabletEditionのペン入力でも動作は同じでしたので(おそらくは誤字修正としての役目も兼ねている様子)、この動作でまず問題はないバッチリかと思います。


 というか、「詳細なテキストサービス」をOffにしなくとも動くというのは結構便利かも。
 #もちろん、鈴見咲さん的には「Offにして使ってほしい」ところなのかもしれませんが、とりあえずうちではそのままで動作する様です。


 ひとまず、TUT-Codeあたりが使える方は、ぜひ一度お試しください。
 これは素直に「スバラシイっ!」としか言いようがないです。


 こうなってくると、もともとペン入力サポートを盛り込んでいないっぽいATOKでは「漢字直接入力」ってかなり難しいのかもしれませんね…
 仮に要望を出して「漢字が直接投入できる」状態になったとしても、MS-IMEで現在出来ていることに追いつくのは容易ではなさそうですし。
 この辺はOS付属品の方が有利なのかもしれませんね。