ひとまず、mikadoさんの「指運解析スクリプト」は漢直対応にできました。

(言及先:配列の評価ツール改良その2…って、みかげさんの記事そのものへの言及じゃないから、トラックバックするのは変ですよね…コメントで言及します)


 ※2005年9月17日23:28:46追記…下記の調査結果は全くアテになりません!詳しくはコメント欄をご覧ください。


 ええと…事情を説明するのは大変なので^^;、みかげさんとこの「配列の評価ツール改良その2」コメント欄をご覧ください。
 要は「漢直系配列の解析は可能か?」って事ですな。
 その点に絡んで、現在作業&更新中です。
 (当然自力で出来るわけもなく、mikadoさんのスクリプトを使わせていただいています)

  • えもじならべあそび(雑記ではない方)
    • Tコード(ひらがな部分)の運指解析。
      • 完了。
    • TUTコード(ひらがな部分=タッチ16)の運指解析。
      • まだ。
      • 定義をテキストファイルにした。次はjgawkを用いてmeasure.cgi対応の置換定義に書き換え。
      • 完了。
    • Gコード(ひらがな部分)の運指解析。
      • 完了。

 一応、スクリプト向けの定義自体は全文字(漢字・カナ・かな・英数混合)を受け付ける方向で。


 …ってゆーか、mikadoさんのスクリプトってナイスですね〜。

 これだけで、見事に漢直対応になってしまうあたりにはビックリ。
 #ただし、変換「元」定義に半角英数があってはダメ(「s|1|;d|g;」は良いけど「s|1|;d|g;」ではダメってこと)なので、その点には注意。
 文字「ー」のエスケープなど(shift-jisに絡む問題)は考慮する必要が無くなるので、色々な文字を突っ込む方はUTF-8で処理した方が良いかも。

で、一つ疑問が。

 スクリプト内の直前に、

<br><br><br>ソーステキスト<br><br>
@textc
<br><br><br>処理1<br><br>
$text
<br><br><br>処理2<br><br>
$dtext

を付加して置換処理の状況を見ているのですが、やっぱり定義されていない漢字がぽろぽろとこぼれ落ちてくるようです。
 UTF-8における未変換文字のカウントに関しては、やはり文字のバイト数(日本語文字はUTF-8で3バイトか4バイトになる)に依存するのでしょうか…。

で、試しに「自分の日記」を通してみました。

  • TUTはカタカナがこぼれています。
  • 漢字は案外こぼれています。
  • 英字はもちろんこぼれています(モード変更の為の打鍵は評価出来ず)。

…こんな感じで「条件はメチャクチャ」なのですが、ひとまずこの状態で評価結果を出してみました。


 ちなみに、日記のサイズは shift-jis で 888,832bytesでした。

T-code

打鍵数:816881
◆良指運:597946(74.9%)

◆交互打鍵数:529471(66.4%)(左→右:255997、右→左:273474)
アルペジオ数:51234(6.4%)
◆特殊良指運数:17241(2.1%)
◆微悪指運:180113(22.5%)

◆微悪指運数:180113(22.5%)
◆悪指運:19037(2.3%)

◆同手跳躍数:19037(2.3%)
◆同指跳躍数:5550(0.6%)
◆左手縦連数:2335(0.2%)
<その他資料:同指打鍵数:40888(5.1%)>

TUT-code(with touch16)

打鍵数:894391
◆良指運:601752(68.7%)

◆交互打鍵数:492894(56.3%)(左→右:251801、右→左:241093)
アルペジオ数:92966(10.6%)
◆特殊良指運数:15892(1.8%)
◆微悪指運:256628(29.3%)

◆微悪指運数:256628(29.3%)
◆悪指運:16226(1.8%)

◆同手跳躍数:16226(1.8%)
◆同指跳躍数:4733(0.5%)
◆左手縦連数:1392(0.1%)
<その他資料:同指打鍵数:61581(7%)>

G-code

打鍵数:818933
◆良指運:617988(77.2%)

◆交互打鍵数:547399(68.4%)(左→右:268306、右→左:279093)
アルペジオ数:49562(6.2%)
◆特殊良指運数:21027(2.6%)
◆微悪指運:159485(19.9%)

◆微悪指運数:159485(19.9%)
◆悪指運:21675(2.7%)

◆同手跳躍数:21675(2.7%)
◆同指跳躍数:8615(1%)
◆左手縦連数:5649(0.7%)
<その他資料:同指打鍵数:36990(4.6%)>

 「shift-jisのバイト数よりも打数が少ない」という時点で、この結果が「何か間違っているかもしれない」気がするわけですが…まぁいいか。
 いや、良くないですな^^;。ってことで、↓で再解析します。

日記データを全て全角にして再解析してみた。


 定義を全て全角で記述している( UTF-8 × measure.cgi の制限)事を忘れていました…早速、半角英数を全角英数に変換して、再度スクリプトに掛けてみました。



 ちなみに、変換後の日記サイズは shift-jis で 983,040bytesでした。

T-code

打鍵数:1043999
◆良指運:592120(57.6%)

◆交互打鍵数:539906(52.6%)(左→右:258617、右→左:281289)
アルペジオ数:40305(3.9%)
◆特殊良指運数:11909(1.1%)
◆微悪指運:420428(41%)

◆微悪指運数:420428(41%)
◆悪指運:12320(1.2%)

◆同手跳躍数:12320(1.2%)
◆同指跳躍数:3551(0.3%)
◆左手縦連数:1380(0.1%)
<その他資料:同指打鍵数:31703(3%)>

TUT-code(with touch16)

打鍵数:1148619
◆良指運:547590(48.3%)

◆交互打鍵数:456864(40.4%)(左→右:234338、右→左:222526)
アルペジオ数:80671(7.1%)
◆特殊良指運数:10055(0.8%)
◆微悪指運:572975(50.7%)

◆微悪指運数:572975(50.7%)
◆悪指運:8923(0.7%)

◆同手跳躍数:8923(0.7%)
◆同指跳躍数:2681(0.2%)
◆左手縦連数:417(0%)
<その他資料:同指打鍵数:51806(4.5%)>

TUT-code(with touch16)
 ※タッチ16「カタカナ」定義を追加。英字は全て全角ママ通過(他の定義と同じ)。

打鍵数:1125778
◆良指運:618592(55.8%)

◆交互打鍵数:523913(47.3%)(左→右:266410、右→左:257503)
アルペジオ数:84254(7.6%)
◆特殊良指運数:10425(0.9%)
◆微悪指運:479095(43.2%)

◆微悪指運数:479095(43.2%)
◆悪指運:8960(0.8%)

◆同手跳躍数:8960(0.8%)
◆同指跳躍数:2690(0.2%)
◆左手縦連数:419(0%)
<その他資料:同指打鍵数:52156(4.7%)>

G-code

打鍵数:1061154
◆良指運:583162(55.7%)

◆交互打鍵数:530370(50.8%)(左→右:261554、右→左:268816)
アルペジオ数:37499(3.5%)
◆特殊良指運数:15293(1.4%)
◆微悪指運:444197(42.6%)

◆微悪指運数:444197(42.6%)
◆悪指運:14664(1.4%)

◆同手跳躍数:14664(1.4%)
◆同指跳躍数:6658(0.6%)
◆左手縦連数:4680(0.4%)
<その他資料:同指打鍵数:27264(2.6%)>

 今度は変換できなかった文字列が全て「微悪指運数」にカウントされるはずなので、より正確っぽい数値になっているはずです。
 ただ、キー毎の状況が見えないと「資料として役に立たない」でしょうから、こちらについては「えもじならべあそび(雑記ではない方)」に張り直してみることにします。