Windows以外の環境を採用している学校は…
(言及先:Re:子供の選択肢。(@パソコントラブル出張修理・サポート日記)他3件)
一つだけ、参考程度にトラバさせていただきます。
#論議の本質を左右する話ではないので、トラバすべきかどうか迷いましたが…とりあえず。
表題の件については、現在下記の通りの移行(試験を含む)が行われています。
- Apple Macintosh … 東京大学(集中管理ツールによるTCO削減目的?)など。
- Knoppix(Linux) … 色々と用途によって拡張されているらしい。
- Knoppix Edu(Linux) … 東北学院大学工学部・株式会社アルファシステムズ(リブートのみで障害を解決可能・家庭と学校での環境統一が可能)。ちなみに大学未満としては、鶯沢(うぐいすざわ)工業高等学校への導入例(Knoppix EduUTH)がある。
うーん、単純に思い浮かぶのは…こんな感じでしょうか。
Knoppixへの移行は、おそらくはマシンリプレース時のコスト削減(ソフトウェアコストの削減、HDDレスPCの配備)と、管理コスト削減(ソフトウェア起因でのダウンタイム排除)が目的らしいです。
従来的な「Windows+自動レストアシステム」とは異なり、特殊なバックアップシステムを必要としません(これらは、Windowsを必要とするネットカフェなどでの利用にとどまりそうな予感)。
現状ではまだまだKnoppixを動作可能なPCが配備されている学校はそう多くないが、今後20年以内(おそらくは各校毎のマシンリプレースと同時)に徐々に入れ替わっていく可能性を秘めています。
Knoppixを導入している学校では「PowerPointが入ったPCを買いましょう!」ではなく「KnoppixCDを店頭で動作確認して、うまく動作するPCを買いましょう!」と呼びかけているのかも(各校が推奨PCを指定しているかどうかは不明)。
鶯沢工業高等学校への導入例(Knoppix EduUTH)では、学校専用のカスタマイズを施しており、これが生徒側にとって意外と好評であったとの事です。
現在のOSはGUIベース(見方を変えればサイトメソッド)なので、見た目さえ似せてあれば「結局は見ながら操作する」ので、環境が変わったとしても「教育用途に使う分に」大して変わりはしない様ですね。
#まぁ、結局は押しつけるものが変わるだけなのですが^^;