とりあえず「風」の試用を終了。
色々とありましたが、ひとまず風使いを辞めましたす。
理由としては、
- そもそも漢直近似方式を使わなければならないほどの(漢字に対する)こだわり&注意力がなく、操作系に慣れたとしても文字選択に悩むことは変わらないはず。
- 「超多段シフト」の操作そのものは、現実的な方法論であることを確認できた。
- よって、前に書いた【携帯電話用の仮想鍵盤式かな配列「Ask配列」】の実用可能性(現実可能性は別として)はあると判断するだけの自信は持てる事を確認できた。
- 何より、「ちょっと違う操作系」を試すことができた点は大きい。
- しかしながら、現状ではこれ以上を得る期待ができない
ことあたりでしょうか。
鈴見咲さんがATOKを使いつつも
今後日本語入力を「語る」気でいるなら必須科目。3000円分の価値は確実にあります。そこまでいかなくても、知的好奇心を満たす出費として決して悪い話ではないと私は思ってます。
(from 「風」に対応、の意味。@姫踊子草の楽屋裏)
と仰った理由が、自分なりに解ったような気もしてみたり。
今までの私にとって、漢直系などに関しては
- 「どうせ習得できないだろうから、試さない」
という代物でしたが、これからはそういう食わず嫌いな状態ではなくて
- 「試してみたけど、根本的に漢字選択でずっこけるので、私はとりあえず諦めてみました。」
と言えるわけで、この点もとても重要だろうな…と感じました。
どなたかが風のことを「補助輪付きの漢直」と表現されたようなのですが、その表現には確かに納得です。
風を使ってみて「おお、漢字を自分の意志で選べるのか。これは良い!」って思った方は、風を使い続けるなり漢直系に走るなりできるんでしょうね。
私には漢直系は無理だな〜。ここ数日の記事を見直して、誤字の多さにかなり凹みましたから(^^;)。
でも、風を使っていて思ったのですが…
風の動作方式として付いている「超多段シフト方式」って、あまり上手い名前じゃない気がしますね…。
何やら「とんでもない事をやらされそう」という気がしてしまいますし。
Rayさんの「今年の「ラジオCM大賞」はこれに決定!」には、妙に納得してみたり。
もし私が、勝手に風のシフト方式に名前を付けるならば、やっぱり「読みがな索引方式」かもね。
#「索引」も一般的な語句じゃない気がするけど、少なくとも「シフト」よりはマシだと思う気が…って、気のせいかな。
ところで、一体どこでシェアウェア料金を支払えばよいのでしょうか。
ようやく見つけた。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se122541.html?y
…と思ったら「銀行振り込み」って書いてあるしorz
メールしてきます。
メールしてきました。
シェアキーはきちんと保存しておかないと。
ついでに、今度は漢字辞書を横に置いて「読みや意味を確認しつつ」使いたいです。
でも、これで一つ見えてきた気も。
フリーやシェアではなくて「製品版として」漢直系を出すならば、
- 前後の文字から、次に来る可能性の高い漢字を指し示す(予測ではなく辞書対応で)。
- 熟語の漢字当てが標準とは異なる場合に、簡便に修正できる方法を乗せる。
- 仮想鍵盤は4段40キーのみではなく、3段30キー(NICOLAのかな範囲)とか3段24キー(飛鳥ではこれくらいに圧縮して欲しい)とかに変換して使える様にする
- (3Dブロック積みゲームではないですけど)「漢字は常に前の面にと詰めて表示する」オプションがあると良いかも。
- 「姫(ひめ)」と「姫(き)」を表示させるために、わざわざ両方共にスペースを押下するのは、私としては面倒に感じるので(風の思想からすれば許容されるべきではないのかもしれませんが…)。
あたりがあると、だいぶ面白いのかもしれません。