カラープリンタと罫線が「企業の鼓動」を乱す日。

 ええと…まずは「ブラザーのコンパクトレーザー複合機「DCP-7010」欲しい!」って叫んでおきます。


 以下、トラバ企画とは全く無関係なことをだらだらと書いていますので、ひとまず小見出しの【で、どんなところにお勧めすべきか?ですが…】までの全文を、読み飛ばしていただければ幸いです。
 注)以下、小見出しまでは、全て戯言です。


 これは、とある企業における本当にあった「かもしれない」話。
 (どこにでもありそうな話ですが、これから書く話は間違いなくフィクション…という事にしておいてください)


 企業にPCが導入されて早十数年。
 今では、簡易的なDTPまでもこなしてしまう、多機能かつユニーク(画一的)なワープロソフトや表ソフト(注:概ねこれは計算用に用いられてはいない)が、多くのオフィスでデスクを占拠しています。
 皆一様に事務机の上にPC本体を載せ、その更に上に(もしくは横に)モニタを載せて、机上に筆記スペースがないことにもめげず、モニタを仰ぐように見ながら、頻繁に瞬きしつつ、その画面を見つめています。


 キーボードもその厚み分だけ机の上にせり上がり、腕や指は宙を舞っています。
 人差し指でJISかな盤面をサイトメソッド入力する人もいれば(注:きちんとタッチタイプなさっている方も居ます)、Qwertyローマ字入力で必至に猛烈なスピードで入力する人もいます(注:これは脚色しすぎかな…いや、無理している人とそうでない人の差が激しすぎるのですよ)。電卓とにらめっこしつつ電卓とPCのテンキーを叩きまくる人もいます。ほんの少しマウスを動かしては、しばし長考する人もいます…大抵はマインスイーパーだと解るジェスチャを伴って。
 いずれにせよ、「JISかなでタッチタイプすれば良いじゃん」と言いたくなるような文章しか書いていない人ばかり…何しろ、ほとんどが英文の「え」の字も無い文章ばかりを書いていたりして。


 …と、それらはまずどうでも良いのですが。


 そうやって作られた文章を見ると、まず目に付くのか「シアン・マゼンタ・イエロー…」
  「インク代が勿体ないっちゅーの!しかもカラーにする意味無いじゃん」
 次に目に付くのが「白抜き文字・斜体・デカ文字・3D文字…」
  「ここは文字の飾り付けコンテストをやっている訳じゃないんですよ!」
 そして最後に「罫線(実線)・罫線(実線)・罫線(実線)…」
  「全部同じ太さかよっ!しかも点線を引くべき所にまで実線引いてるし…」


 …と、「ユーザの過度体裁愛好症」をそのままパクッたかのような世界が、眼前に堂々と繰り広げられていたりするわけです。


 私は、そんな方々に聞きたい。
  「その作業は、企業活動に必要なのですか?」
  「その作業は、本当に価値を生むのですか?」
  「その作業は、本当に利益を生むのですか?」
  「その作業は、自己満足ではないのですか?」
  「その作業は、多色印刷を必要としますか?」
と。
 #随分と偉そうなのは…当事者ではないからです。気にしないで下さい。


 趣味の分野では、美しさ・わかりやすさが価値を生み得ます。
 時間を掛けてでもそれを追求するのは、「より多くの人の理解を得たい!」という思いがあるから…とも言えます。
 たとえば…先のキーボード絡みですと、こんな感じとか。
 一つ目はローマ字入力、二つ目はJISかな(ローマ字入力とかな入力の切り替えは「Alt + ひらがな」、覚えておくと何かと便利)、三つ目はNICOLA(雑誌の方ではなく、日本語入力協会配列)、四つ目は携帯電話のかなめくり…って、見れば解りますよね…書いてありますし^^;


 しかし、対外活動を除く「企業活動」においてのそれらは、何ら価値を生みません。
 あなたの職場は、こんな病に侵されていませんか?
 是非確認してみてください。


 もっと簡単な方法を。
  「カラープリンタでだらだらと印刷している人を見かけたことはありませんか?」
 カラープリンタは多色刷りをすれば、その分だけ遅くなるのが普通です。


 もしも危機感を感じましたら、高速に印刷できて、なおかつ多色刷りが出来ないモノクロレーザプリンタに置き換えてみましょう。
 もちろん、文句を言う人には、そのまま遅いカラープリンタを使わせておいて構いません(たぶん、そのうち後悔するはずです)。


 なに、コピー機が遠い?
 それならスキャナ・プリンタの複合機(コピー機能付き)が良いですよ。
 コピー機に比べてプリントコストはかかりますが、机〜コピー機間の行き来に要する秒数を時給換算して、それとコピー枚数とを併せて計算してみてください。
 複合機を導入する方が安上がりか、あるいはコピー機を使い続けるのが安上がりか…というてんは、そうやって判別できるかと。
 いまや人的コストは他の部材コストよりも遙かに高い状況ですから、「本当にコピー機を使い続けることがコスト安につながるかどうか」を、本気で計算する必要に迫られる時期に来ているはずですし。


 …うーん、あまりにも話が極端ですね〜orz
 もっとも、コピーを取るために、例えば「移動時間が往路・操作・復路で300秒も掛かる」などとなると、ただ移動するだけで人件費が60〜100円近く掛かりますし(たとえば単機能レーザプリンタHL-2040では4円/枚(標準原稿)のプリントコストですから、コピー機のプリントコストを0円としても、15枚/回以上はコピーしないと元が取れません)、その間はまさに本人はデスクに不在ですし…いろいろと見かけ以上に人件費を浪費していることになります。

で、どんなところにお勧めすべきか?ですが…

 本社って名古屋ですよね。
 たぶん、そこら辺の工場…特に(今更?とか言われそうですが)TPM活動を地道にやっているところに当たってみると良いかも。ねらい目は中規模工場。
 そういうところを相手に、共用コピー機とのコスト比較表を作って営業してみると、(コスト意識がきちんとあるところで)一件くらいは、興味を持ってくださるところがあるかもしれず。
 残業代を端折っているところに持ち込んでも無駄(島ごと・PCごとに配置可能な高速モノクロコピー機として設置し、人件費の削減を主題とするのがポイントかも)ですから、その辺の下調べをお忘れなく。
 ただし故障時については、代替機の用意が必須になるかもしれませんので、その辺の覚悟はしておかないといけないかもしれませんけれども。
 (え゛、一件だけ?とか言わないで下さい…正直言って全く自信なしなもので)


 あとは…実際に営業されている皆様にお聞きいただくのが一番かと。街で見かけた
  「壁一面にド派手な配色のカラードキュメントをベタ張りしまくっている」
そんな会社に狙いを定めて、
  「よし、この会社の方々にコスト意識を持っていただこう!」
という、壮大な目標を持って挑む、と。
 いかにも「お客様のためになる提案をしよう」という視点かと…って、すみません余計なこと言い過ぎですねorz


 なんと言いますか、前回のファン周り騒音の件といい、今回の営業ネタといい…現場の方はさぞかしお怒りなのではなかろうかと、ちょっと(いやかなり)心配だったりします。
 #ならば、そもそも言うなよ<私。

大事なことを。

 そう言えば、サイドバーのリンクに「DCP-7010製品情報」のリンクが張られていませんが…せっかく作成済みなのですから、貼っておいた方が宜しいかと思います(^^;)。

さいごに。

 どうも、お目汚し失礼いたしました>皆様。