NICOLA配列規格書に妙な誤字を発見…

(言及:現状ではなし)


 NICOLA配列規格書の「9.1.1 緩慢な打鍵操作に対する対応」にて、いかにもNICOLA的な珍しい誤字を発見しました。

親指キーの単独打鍵を使う必要の無い、変換/無変換キーを独立して持つシステムならば、ごきインプリメントを行っても実害はなく、実際に多くの機種で採用されている。


 本来は「こ(左人差し指上段)」「の(右中指ホーム+右シフト)」のところが、「ご(左人差し指上段+右シフト)」「き(右中指ホーム)」に化けたというわけで。
 良く読み直せば間違いなく発見できる誤字のはずなのに(ってゆーか、間違いを検出しやすい形に制約できる事が、私から見た親指シフト系配列の美点だと思っているだけに)…勿体ないです。


 …いや、むしろこのままでも良いのか?
 人は「なぜ?("why?"であったり"ペルチェ"であったりする)」がなければ物事を深く追求しようとは思い立ったりしないですから…これが狙った誤字だとすると凄いことなのかも。


 というか、規格ではしっかりと言及されている「一本指操作に対する対応」に対するフォローがなかったり(誰ですか、NICOLAは一本指打鍵「出来ない」って言い切っちゃった方は!…って俺もか)、NICOLA-F型においてもBackSpaceキーの隣は未定義になっていたり(実装によっては、実行・取り消しキーの取り消しでも、PCのEscapeキーでも許容されるって事でしょうか)する点に再び驚かされてみたりしました。
 うーん、前に読んでいるはずなのに、すっかり忘れてしまっていることが多いですね…。