「眠れる獅子」M式が再出発!(Re: ■いよいよ発売!他1件@親指シフトウォッチ)
今日は巡回方向が逆だったため、Uジローさん→ぎっちょんさん経由です。
はじめは「おっ、再び月配列で来ましたか」と普通に感じたのですが、よくよく親指シフトウォッチさんの記事を眺めていると、思いっきり「M式入力と脳力開発」とあるではありませんか!
M式ってゆーのはM式の世界(@森田正典氏)で、配列界隈では超有名なあの森田氏が考案した、母子音分離型ローマ字入力式配列の一つです。
…というよりも、配列界隈では【頻度表】や【漢字初音の第2音節は「う、い、ン、つ、ち、く、き」の7文字】の方が有名ですね。
…って、俺が説明するまでもない話ですな。
考えてもみれば、「NECの森田氏がM式を」、「富士通の神田氏がNICOLA(OASYS配列)を」それぞれ考案し、これらがその後の配列を形作る上での基礎となっていると言っても過言ではないでしょう。
カナ・ローマ字系の配列で、これを基礎としていないのは…たぶん無いかな。
一番遠いはずのナラコードでさえも、省入力記法は採用しているわけで。
で、最近では94年頃の楽々キーボード(@NEC/PC98シリーズ用?)と98年頃のエルゴキーボード(@AT互換機用?)あたりでしか記憶になかったM式の実物ですが、エイプリルフール前日にM式入力用のソフトが発売されるとのことで。
普通のキー入力入れ替えソフトでは少々(いや、かなり)厄介な規則を載せないといけないですから…M式入力をしたかった人には是非!という所でしょうか。
で、気になるところといえば…
- 動画!
- うわっ、これはまずいな…俺まだ飛鳥の件を撮影すらしてないですよ…
- 【片手だけの同時打鍵(〜中略〜)は、簡単にはできない。】
いずれにせよ、M式までもがブログを利用しての宣伝をはじめたというのはちょっと驚きですね。
もちろんここでは捻くれて「また配列ヲタ(俺だ…)を悩ませようとしているのかッ!」とか言うべきではなく、素直に「日本語入力について、もっと多くの人に【実はいい手が他にもあるんですよ!】って知ってもらおう!」と応援させていただきたいですね。
ブログという媒体が、これまでの「メーカー主導・不透明な広告効果・やりっ放し」をひっくり返しはじめている昨今、M式blogの今後には要注目!といった感じでしょうか。