Rayさんの目論見はどこにあるのか?

 ここ1年以上、私は飛鳥を追いかけてきました。
 …で、あの煽り返しの中からその真意を見いだそうとしていたのですが、結局はそれを見つけることが出来ずにいました。


 最近では配列替えのネタが少なくなったためか(かわりにquarkさんが一件テスト中です)、少し立ち返って、英文タイプと和文タイプに関する環境を比較されています。


 で、勝手に飛鳥スレッドから引用させていただきますと(ホントにすみません、ダメでしたらすぐにでも引用削除します)

日本語にひらがなしかなく、その数も英字と同じ26個しかない世界を想像してみてください。
そうなると日本語の文書は手動タイプでも簡単に打てますから、昔から、じいちゃんばあちゃん、
父さん母さん皆タッチタイプでパチパチやっているわけです。

日本語の入力競争は、一見「意味がありそう」ですし、速いkeyboard入力まだまだ「特技」として認められています。
ローマ字とかJISカナで打ちにくいという障害もあるので、それを乗り越えての高速打鍵に若い人が引かれるのは理解できます。

飛鳥とは言いませんが打ち易い合理的なカナの入力法が小学校くらいで教えられ、英語圏と同じように
タイプは「出来るのが当たり前」の世界になれば、いい若い者がタイピングゲームにうつつを抜かして、
貴重な青春の時間を浪費することはなくなるだろうと私は思うし、それも飛鳥開発の動機の一部なのです。

 さすがにちょっと(いや、かなり)目眩がしてきました…飛鳥に数年間もかかりっきりで開発を続けてきた原動力が、「この途方もない日英差を埋めようとすること」にあった訳ですよね…。


 一体彼は、何十年先の日本を見据えているのでしょうか。
 …私には想像もつかない領域です。