「指コピー」という名の打鍵練習方法@飛鳥配列。

 …って言うほど大げさではないです。
 ただ、「打鍵練習大嫌い」な俺でもできそうな方法として考えてみました。


 まずは、「田ミ」→「アクセサリ」→「ワードバッド」を二回繰り返して、wordpad を【2つ】立ち上げます。
 で、画面最下部にあるタスクバー上で右クリック→「上下に並べて表示(H)」を選択します。


 上のワードバッドは、まずフォントを「MS ゴシック」か「MS 明朝」にします。
 次に、スペースキーを1回押してから、自分で書いた過去の文章から1行を選んでコピー&ペーストで貼り付けます。
 続いて改行をして、再び先ほどの文章を貼り付けます。
 そうすると、↓の様な感じで「1文字分だけずれた状態」になりますよね。

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 これはコピー&ペーストのテストです。これは打鍵練習用の文章です。
これはコピー&ペーストのテストです。これは打鍵練習用の文章です。

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 これを手本にして、下のワードバッドに文字を打っていきます。


 練習方法…といっても単純なことで、単に「上→下」の順に2文字ずつ拾って打鍵してみるだけです。
 一番最初と一番最後は無視して、順に「これ」・「れは」・「はこ」・「こぴ」・「ぴー」……「ぶんしょう」・「しょうで」・「です」・「す。」と打鍵します。


 この練習方法で重要なことは…「漢字を含む文章も、そのまま使う(ひらがなに直してから手本にしたりしてはダメ)」って事ですな。
 …ってゆーか、「表記2文字ごと」とは違って「よみ2文字ごと」にしてしまうと、どうにも打鍵している文に対する興味が薄れてしまって、結局練習そのものがつまらなくなってしまう気がします。


 かつて、音楽を聴きつつ「ちょくちょく巻き戻しながら」文字を拾っていくと、意外と文字を拾いやすく、なおかつ覚えやすかったとゆー事例(未だに、これは飛鳥が要因なのか、替え歌が要因なのか不明です)がありました。
  http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20041230#p3
 そこで、「無意味に帰する寸前まで」言葉を細かくして、これを繰り返し打鍵することにより運指の保存性がよくなるのでは?という仮説を立て、この方法を考えてみました。
 故に、漢字もカナも等しく1文字と数えることにしているわけです。
 カナに分解して増田式的にすれば「運指練習」の効果は絶大なのかもしれませんが、それって楽しくはないですよね…。
 楽しさがないと、いかにも「訓練」って感じでつまらなくなってしまうだけに、多少効率が悪かろうとも「練習している意味を見いだしやすい」ことを優先してみました。


 ちなみにこの方法で練習すると、飛鳥特有の「連続シフト」が来るかどうかを逐一確認しつつ打鍵できるので、ほかの練習方法をとるよりもずっと早く、飛鳥のメリットを感じ取れるはずです。
 また、自らが普段使う言い回しをそのまま練習するわけですから、移行後であっても移行前と同じ(もしくは非常に近い)文体を保つ事ができるはずで、移行時に心配な「打鍵方法が変わると文体も変わってしまいやすい」という点を容易に回避することが可能でもあります。