親指シフトキーボードのドラマ出演。

(参考:Re: 「ユーザビリティ」ねえ?(@アンダーソン局在)他1件)
 ぐんにょりして寝ていたのだけれど、東日本放送のテレビドラマ【午後のワイド劇場「農家の嫁は弁護士!神谷純子ふるさと事件簿(2)田舎暮らし第二の人生の誤算!父の夢を突然殺意に変えた…“バラの刺青”の新妻が隠した悲しい過去」(浅野ゆう子/出山下真司/出高畑淳子/出萩原流行/出寺泉憲)】で、浅野ゆう子が「親指シフトが……」「親指シフトは……」とか言っているのが、夢にまで出てきて起きてしまった。


 起きがけに聞いたから聞き間違いの可能性はあるけど……。
 「文で句読点の代わりにカンマを打つ人間は英文打ちしか居ない→この文書は英文を打ちなれた人間が打ったものだ→文中にカンマを打ちやすいキーボードは親指シフトキーボードしかない→この文書は親指シフトキーボードを使って打たれたものだ」とかいう謎の解き方がなされていたのだけれど(開始から90分あたり)、この説明には無理があるよなぁ……と思った。


 この場合、本来親指シフトキーボードの美点は「カンマと読点/ピリオドと句点を和文中で明確に打ち分けできること」であって、仮に交ぜて書くことを前提にしていない──「文中で読点の代わりにカンマを使う」だけ──のならば、IM/IMEの設定を変えるだけで出来てしまう……と。MS-IMEならば「プロパティ→全般→入力設定→句読点」で指定できるし。
 和文と英文で「同じカンマを打つために使うキーが異なっている(NICOLAの句読点類は打ち分けを前提にしているためか、そもそもQwerty互換の配置とは異なっている)」のだけれど、そのあたりの説明は不足していたような……。
 たとえば、「同じ端末を、読点をそのまま使う人と、カンマに置き換えて使う人とが(設定変更をせずに)共用できる」という話であれば、これはまさに親指シフトキーボードの出番……になるのだけれど、そういう話だったかどうかは聞き取れませんでした。


 ……って、普通に一番びっくりしたのは「宮城県には70日の時差がある」ことで……いや、今回の放送がただ単に再放送であった……と、そう願いたいところです。

……で、個人的に一番びっくりしたのは。

 飛鳥で「【け】を打とうとして何度も【X】を誤打していた」ことで。うーん……やっぱり【け】は左手側にあるほうがいいのかも(注:21-333の「け」は「X」ではなく「V」にある)。
 21世紀-290を使い続けていて、あいかわらず乗りかえせずにやっているのだけれど……迷うなぁ。打ちやすさに関してはたまに「?」と思うところがあるのだけれど、右手と左手の負担割合は今のままでも支障がないし……。

メモ。

 useWill.com(2006/11/8)で知ったのだけれど、ようやく「ポケット英辞郎」がwillcom公式サイトからアクセス可能になったらしい。アクセス先は http://alc.edia.ne.jp/w/index.php
 利用料金が178円/月ということで……「英辞郎 on the Web」にはない付加機能(学習履歴の保存)をアテにしたい方向けという感じですね。とはいえ、フルブラウザ暦がもともと長いwillcomユーザで有料コンテンツを使う方がどれだけいるのかは疑問も……このあたりは新規加入者の方向けという感じなのかも。
 ……もうひとつ追加。世界のPHS稼動数 1億加入突破(WILLCOM)のコメント欄に総務省、PHSでのハーフレート方式を可能にする改正案を公開、意見を募集。があった。すべてはウィルコムにお任せ!で良いんじゃないかと思う。


 シャドールームさんから2題。
 2006年11月6日(月)院内感染対策キーボード、英国の病院で採用は「ようやく来たッ!」方面の話。日本語キーボードとしては防水のみの仕様が既にキーテックが販売しているけど、実際に採用されるためには「洗浄するタイミングを知らせるアラート」が重要なんですね……なるほど納得。実売価格が2万円近傍と高価に見えるものの、FAキーボードあたりはいまだに3万円(値引きなし)とかする世界のはずなので、使うシーンによっては別段高い値付けではないようにも思えるし。
 2006年11月8日(水)工人舎、7インチ液晶とGeodeで8万9800円のミニノートを発売工人舎のミニノートPCを分解して、見た!は……キーピッチが16.8mm(東芝B5ノートクラスは17.1mm)あるのはいいとして、CPUクロックが低いから使いづらいだろうなぁ……というのが正直な予測。この手の超低消費電力型CPUが実用的になるには、たぶん後2〜3年かかりそう(逆に言えば、少し待っていれば大丈夫ともいえる)。タブレットPCを連想させるが、ペン対応デジタイザやタッチパネルの類はない。キーボードは……W-ZERO3並にヒドいような。W-ZERO3のそれは「二本指&サイトメソッドが前提だからこそ」現実的([es]は除く)なのであって、全指タイピングが可能なキーボードではちょっとありえない配置かも。

ECF1F2F3F4F5F6F7F8[]_^\IsDl
1234567890−Bs
 QWERTYUIOP@Ent
 ASDFGHJKL;Ent
 ZXCVBNM,./↑:

 オリジナルの記事では「カナ入力ユーザーには酷な配置」とか書いてあるけど、ふつーにローマ字入力をするにも支障があるような……カギカッコとか、F9〜F10変換とかを使いづらいのは厳しすぎる気が。本体幅がさらに8ミリ小さい「Libretto(リブレット)100」(本体外幅210mm)ですらも14.5mmピッチの国内ノート標準配列なキーボードを搭載しているだけに、こういう変態配列にはまったく興味がわかないんですよね……。タッチタイパーのことは無視しているのかも?それならば話としては筋が通るような気はします。ATC-MKB95を使ってきた経験からすると、かえってミニキーボードのほうがローマ字入力はしやすい(わざわざ変態配列にする意味がない)気がしてみたり。


 14才の母、たまにしか見ないのだけれど、アレを見るたびに思うのが「放送室は懐かしい……」ということか。それにしてもあのマイク、なんだったかなぁ……ダンパがあるからコンデンサマイクだということはわかるけど、SHURE ( シュアー ) /KSM44SLなのかなぁ……詳しく見ていなかったから良く解らないけど、テレビ放送でよく見かけるAKG ( アーカーゲー ) /C747を採用しなかったのは、やはり見かけの問題からなのだろうか。
 いずれにせよ、「収録室側に手元スライダが配線されている」「そもそもコンデンサマイクが配備されている(=吊りマイク+調湿箱の組み合わせはないから、エアコン完備が原則)」って事自体が、「学校の放送室としては」ありえないよなぁ……と。あるいは、最近になって変わってきたのかも?
 私はオーテクのカラオケマイク(もちろんダイナミック型)で過ごしてきたから、ものすごーく違和感があったり。設備スピーカはTOA標準型っぽい形状だから、余計にそのアンバランス感が気になるような。EVIDのような設備スピーカも増えていることだし、放送室でああいうこだわり方をするなら教室側もこだわるよなぁ……普通は。撮影用の小道具という考え方でそれぞれを選んだのだろうけれども、ちょっと不思議な組み合わせだと思う。
 ……って、毎回チラッと見るだけだから、もしかすると記憶違いをしているかもしれないけれども。