『カーブフリック』という名称で、濁音拡張フリック入力がついに登場確定。
(過去:http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20100902/1283439557#20100902f2)
濁音の入力コストが10%超あってイライラしてた……のを、『かえで携帯配列』*1で解消したのは2006年のこと。
その後すぐに「FOMA D800iDS」の試作機が出て、濁音拡張ポケベル入力が普及するか……と思ったらコケた。
最近ではATOKのフラワータッチが中途半端に濁音拡張を実装していて、ちょっと違和感はあるけど進歩はしてるな、と思った。
……そしてついに、真打が登場。
- http://blogs.msdn.com/b/shintak/archive/2011/05/26/10168328.aspx
- http://blogs.msdn.com/b/shintak/archive/2011/05/25/10168032.aspx
フラワータッチでは絶対位置による(半)濁点が掛かっていた……のですが、カーブフリックではこれが相対位置指定に変わります。
これなら『かえで携帯配列』をがんばって載せなくても、十分に使えそうな感じ。
次はもう、AndroidのSimejiで『かえで携帯配列』を作ろう……と思っていたけど、カーブフリックが出てしまうと正直結構悩む感じ。
カーブフリックには、『かえで携帯配列』でやってきた改善案が、フリックスタイルでほぼ全部実装されてる……ってのが、個人的にはとても◎だと思う。
特に、頻度の高い濁音と、入力にイライラしがちな小書き文字が、さくさく書ける……ってところは、広く受け入れられる要素が強いと思う。今後の評価に期待。
*1:みたいな入力法。