『カーブフリック』という名称で、濁音拡張フリック入力がついに登場確定。

(過去:http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20100902/1283439557#20100902f2)


 濁音の入力コストが10%超あってイライラしてた……のを、『かえで携帯配列』*1で解消したのは2006年のこと。
 その後すぐに「FOMA D800iDS」の試作機が出て、濁音拡張ポケベル入力が普及するか……と思ったらコケた。
 最近ではATOKのフラワータッチが中途半端に濁音拡張を実装していて、ちょっと違和感はあるけど進歩はしてるな、と思った。
 ……そしてついに、真打が登場。

 フラワータッチでは絶対位置による(半)濁点が掛かっていた……のですが、カーブフリックではこれが相対位置指定に変わります。
 これなら『かえで携帯配列』をがんばって載せなくても、十分に使えそうな感じ。


 次はもう、AndroidのSimejiで『かえで携帯配列』を作ろう……と思っていたけど、カーブフリックが出てしまうと正直結構悩む感じ。
 カーブフリックには、『かえで携帯配列』でやってきた改善案が、フリックスタイルでほぼ全部実装されてる……ってのが、個人的にはとても◎だと思う。
 特に、頻度の高い濁音と、入力にイライラしがちな小書き文字が、さくさく書ける……ってところは、広く受け入れられる要素が強いと思う。今後の評価に期待。

*1:みたいな入力法。