うちのミキサー(Mackie 1402VLZ)の、今の設定。

 今までは「dbx/Driverack PAで、1.5kHz以上のところを、-7.0dBにする*1」とやっていた……のだけれど、調節してからだいぶたったので、高音域減衰の処理はミキサー側で行うようにした。
 そーゆーわけで、チャンネル7〜14のVolumeについては「絶対値ではなく相対値で」約7dBの差をつけています。

── Input Pan Gain Bus Volume Output
Channel01 Source1(L) L 9 O'clock ALT 3-4 UNITY ALT 3-4 bus
Channel02 Source1(R) R 9 O'clock ALT 3-4 UNITY ALT 3-4 bus
Channel03 Source2(L) L 9 O'clock ALT 3-4 UNITY ALT 3-4 bus
Channel04 Source2(R) R 9 O'clock ALT 3-4 UNITY ALT 3-4 bus
Channel05 Source3(L) L 9 O'clock ALT 3-4 UNITY ALT 3-4 bus
Channel06 Source3(R) R 9 O'clock ALT 3-4 UNITY ALT 3-4 bus
ALT 3-4 bus ALT 3-4 ── ── ── ── dbx/Driverack PA (Input)
Channel07(-08) dbx/Driverack PA (Low-L) L +4 MAIN -17.5dB MAIN MIX bus
Channel09(-10) dbx/Driverack PA (Low-R) R +4 MAIN -17.5dB MAIN MIX bus
Channel11(-12) dbx/Driverack PA (High-L) L +4 MAIN -10.0dB MAIN MIX bus
Channel13(-14) dbx/Driverack PA (High-R) R +4 MAIN -10.0dB MAIN MIX bus
MAIN MIX bus MAIN ── ── ── -25dB crown D-45

 ほかの設定は……

  • EQは全部ユニティ、Auxはすべて-∞、インサートは使わない。
  • CONTROL ROOM /SOURCEは見た目の問題で「ALT 3-4」に。
  • crown D-45の入力減衰ノブは、-∞から11ノッチあげたところに設定。

……と、こんな感じ。


 それにしても、不思議なんだよなぁ……。
 Driverack PAで、音の出方を「フラットになるように補正」してるはずなのに、そこから「高音側を7dBくらい落とすほうが、自然に聞こえる」んだから。
 うーん……なんか、こーゆーのを「測定的に」表現・調査できる方法は、ないのだろうか……。
 なんというか、こう「見えない状態」になっているのが、すごくムカつくんだよねぇ。

*1:細かな調節をするのに、ミキサーでは向かないので、Driverack PAでやっていた……というのが、過去の話。値さえわかってしまえば「音が悪くなるとわかっている、デジタル領域でやる意味はない」ので、今回はアナログ側でやるように修正した、と。