最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術を読了。
- 作者: 泉正人
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/03/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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しかも、http://d.hatena.ne.jp/maple_magician/20080221/1203532302 で書いたようなことを「業務系全般で、チェックシートという形で」実践している人が書いている……と。
「かえで化」のコンセプト?はそうそう間違ってはいないようで、その点にちょっとホッとしていたり。
これは「青本系」(ブルーカラー向け)なのか、それとも「白本系」(ホワイトカラー向け)なのか。
間違いなく「白本系」だろうなぁ……と思う。
【トヨタ プロダクションシステム―その理論と体系をつまみ読み中。】の記事中に書いたもののうち、
- 作者: 富士通プライムソフトテクノロジ
- 出版社/メーカー: 風媒社
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
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この本は「実践!!」本と比べて汎用的なネタになっているので、いろいろと応用しやすいと思います。
(2008年3月20日2:13:57追記)そもそもチェックシートって役に立つの?
んー……本のまま実践するだけでも役に立つと思います。
基本的に、業務系を「かえで化」できると、下手にイベントドリブンでやるよりもルーチンワークに組み替えてしまうほうが「はるかに速く、はるかに抜け目なく、いつでも誰でも間違いなく」できる場面が大量に出てくるわけで……そのためのツールとして、誰にとってもなじみがあって使い方を教わる必要がなく、かつ考えなしで使える「チェックシート」を活用するというのは、場面によっては業務の成否すら左右するほどの差が出ますので。
ちなみに、あの手のチェックシートは少し小細工して×××(ごめん、会社にこのネタを投げてきたから、詳しくは書けない……)にすると、1枚まわすだけで3役以上をこなせたりします。
最初にこの本を読むというのは、個人的にはお勧めしません……むしろ、他の本(D.A.ノーマンさんのデザイン本など)を読んで、ユーザインターフェースに関する知識を溜め込んでから読むほうが、「この本を読んだ時点で、どういう展開方法があるのかを連想できる」はずなので、そういう読み方をしてこそ本書の効果が最も発揮されると思います。