配列表なしで、がんばって打っています。

 「かえでにこら」は、NICOLAと飛鳥の配列を元にしつつ50音順近似配列にしたため、「(配列表はまったく見ずとも)なんとなく思い出せるのだけれど、(アタマで検索してから打っているので)ちっとも速くは叩けない」という状態にいます。
 ……「暗記が得意な方or益田式増田式での初期学習に成功した方」の状態を疑似体験しているような状態になっていて、暗記が苦手な私にとってはまさに「初体験」的な感触が続いています。
 配列表に目線を落とさずに済むというのは、すばやく自信をつけてもらうためにはとても重要だなぁ……と、改めて痛感しました。


 「かえで配列(=KISS配列規則2)」では指が辛すぎて大失敗したのですが、「かえでにこら」程度の「かえで化」に抑えておけば、その点での問題は起きずに済みそうです。
 うーん……親指シフトユーザさんの感触らしき「1かな=1単位時間」で打ち続ける*1ことが許容されるのであれば、「かえでにこら」の配列でも問題はないのかもしれません。
 とりあえず、(少なくとも答えが出るまでの間くらいは)このまま使用を続けてみようと思います。


 それと、JISキーボードとの相性ですが……NICOLAを並べ替えただけの「かえでにこら」ですが、これでやっぱり(?)問題ないようです。
 設計時点では、小指については配列側での保護を試みています*2し、人差し指についても大きな無理とオーバーアクションについては排除したつもりでいます。
 あとは、使い続けてみてどうなるか……ですね。かえで化しつつ範囲を狭めた影響は「指がらみの過多」として発現するので、それが(打鍵速度だけを阻害するのであれば無視できるのですが)指に負担をかけたりしないかというところが、唯一の心配事でして。

*1:「倍速打鍵」を代表とする、シフトキーなどの打鍵コスト差を織り込んだ可変タイミング打鍵を活用しない打鍵方法のこと。NICOLAと「かえでにこら」は、シフト側に全ての小書き文字があるなどという構造上の特徴から、「倍速打鍵」を適用しやすい配列ではない。

*2:連続して使われがちで出現頻度以上の重さを感じる「う」「ん」を、小指から追い出した……というところは、指へのダメージを考慮すると「専用ではないキーボードを使う上では、どうしても必要な対策」と言える。「と、」「は、」「す。」の同段近接配置は、単純に【やまとことばへの愛・NICOLA編】によるものなので、これに効果があるかどうかは不明だけれど。