メモ。

 3文字連接頻度まで計算終了。
 ……とはいえ、3文字連接頻度は92035通りもあるので、直線的な記述法でここにべた貼りしても、何の役にもたたない予感が……。
 3字あるうち「真ん中の文字」をキーにして、出現頻度を表計算ブックのシートごとに貼ってみるとか、そういう工夫でもしないと役に立たないだろうなぁ……。


 久しぶりにETYMOTIC RESEARCH ER-4Pを置いて、STAX Lambda Nova Classic を使う。
 ……やっぱりSTAXはいいねぇ。このAir感を代替できる非静電方式のヘッドフォン/イヤフォンは存在しないと思う。
 たまに高音寄りのイヤフォンで代替できるという意見を目にするけど、音【量】バランスの問題じゃなくて過渡応答特性の問題なはずで(ごまかせるほどのアンバランスなイヤフォン*1を使えば、まず耳が逝かれるはず)……やっぱりそれは何かが違うと思う。
 とはいえ、低音の量感不足は否めない……けど、どうせ万能ヘッドフォンは存在しないのだから、ここは割り切りが肝心、と。


 ……そして、その隣にあるPCが「飛鳥カナ配列21c290版のままだ」ということを忘れて、そのまま打ってしまっている自分にあとから気づいてみたり^^;。
 うーん……21c290版では「にけ」が右手側にあるのだけれど、なぜこのままで大きな支障もなく打っていることができるのか、その理由がまだピンとこないんですよね。
 「でまが」問題については、2字連接頻度からおそらく明らかになると思われるのだけれど、「け」はよく分からないし、「に」は微妙。
 とりあえず昨日の頻度表を引きつつ、1000回未満を省略してみると……

順位 かな 出現回数
38 にゅ 6899
42 うに 6488
76 んに 5000
89 には 4258
95 にな 4131
108 とに 3902
116 きに 3677
122 にか 3616
130 いに 3481
170 につ 2920
189 じに 2689
196 にし 2639
226 くに 2295
250 にお 2128
251 なに 2117
270 にも 1951
297 に、 1815
326 によ 1713
341 にあ 1632
358 にた 1576
370 つに 1536
402 かに 1434
423 めに 1356
431 のに 1343
465 にと 1233
467 りに 1231
515 にき 1129
540 にい 1083
543 にほ 1081
558 にす 1061
565 にこ 1054
578 たに 1027
592 にん 1005

 「に」は「にゅ」で使用が突出している……と思ったのだけれど、ほぼ同率で「うに」がくる。
 そして、「にゅ」はうちの日記では「にゅうりょく」の「にゅ」で突出している(18位に「りょ/9087回」がある)&「うに」は「〜のように」「○うにゅう」など広範で使われることからすると、事実上の使用頻度トップは「うに」になる。
 飛鳥21c290で「に」が右手ホーム段小指にあったのは、偶然でも妥協でも何でもなくて「必然だった」のかもしれない……なにしろ、右手で「に」が置ける場所など、他にはないも同然だったのだから。「ゃっょゅ」並びの都合で「にゅ」が倍速打鍵できないのは確かに気になるけど、それを優先するには代償が大きすぎるのかもしれない。
 最新版では、「には」で左右ともにホームポジションから手が崩れてしまう&「じに」「にお」「なに」「にあ○」で左手が踊ってしまう(右手と異なり「不器用な」左手では処理しづらい)点は、こうして頻度表から拾うと確かに気になるところ。
 うーん……最新版(に限らず、290版以降の)の飛鳥は「たとえば新JISかな/TRONかななどのように」左手を積極的に使って「打鍵速度の徹底的な高速化」をねらっているのかもしれない。
 飛鳥の流儀で「運指範囲が広がらない範囲に限って」使っている*2から気づきにくいのだけれど、片手入力に慣れた「ポケベル世代からケータイ世代まで」が使ったときに、究極的にはどう感じるか……というところには、さすがに不安も。
 今のところ、安定版と最新版のどちらが好きかと聞かれれば、「右手を(過信ともいえるほどに)活用しまくっていた」安定版(飛鳥21c290版)のほうが好きかも……って、テンキー入力やケータイ入力を日常使うからそういう意見に寄ってしまうのかもしれませんけど^^;。

*1:たとえばER-4【B】とか。ER4Bは「高音域のレベルが大きく落ちる」ダミーヘッドマイクを使ったソース用に作られていて、(リスクを認識していない)普通の人が「普通の録音環境で録音されたソースを聴く」ために使うには危険すぎる。

*2:親指シフト方式の清濁分置ルールでは「清濁のしがらみ無しに1キーを3倍活用できてしまう」ので、このあたりのカリカリチューニングが「できてしまう」。入力感を無視して高速化を突き進めば、まだまだ配置上の余力がありそうだと思う……けど、それが創作打鍵者にとって幸せなのかは不明。