「快速親指シフト」は黒歴史ではあっても「非現実的ではない」、ということ。
(言及:親指シフトについてのまとめ)
(過去:(無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法関連)「親指シフト」が使いやすい「JISキーボード」を搭載するノートPCの条件は何だろうか。)
(過去:(疑問)「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」→「親指シフト - Wikipedia」。)
(過去:(読書メモ)無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法。)
(過去:「快速親指シフト」は黒歴史ではあっても「規格違反ではない」、ということ。)
最近、(どう考えても多忙と思われる)ムギさんから、わざわざコメントを頂きました。
Wikipediaのソレを見てからどうにも不安感がぬぐえなかったのですが、p.58にあった「自分に合う方法を探そう」と受け取った意図が「そのまま正しい」事を再確認させていただきました。
どうもありがとうございます。
それにしても、コメントいただいた中で「(花も含めて)全部試した」というところには驚きました。
私の場合はPanasonicのワープロで使えた「JISかな/新JISかな/ロマかな/50音かな」を試しただけで「全部試した〜」とか言っていたのですが(12歳当時の知識ではソレが限界という気も^^;)、やっぱり親指シフトも当時のウチに試しておくべきだったな……と、(毎回同じ事を思うのですが)今更ながらに後悔していたりします。
……と、ここまでは今日のタイトルとは別の話でして。
ここからが今日のお題。
以前、(読書メモ)無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法。でチラッとこんなメモをしていました。
pp.58-59、ぎっちょんさんのコメントにあった親指シフトの話。
【「花」という中指シフト〜】とか【自分に合う方法を見つけてみて!】というあたりの解説方法に思わずニヤリ。
キーボードやエミュレータを用意すれば、親指シフトが「ほとんど全てのパソコンで利用可能」と書かれている点も巧いな、と……しかも間違いなく事実だし。
p.59を読んだ印象では、作者さんはレッツノートを使って「快速親指シフト(無変換と変換をシフトキーとして使う)」方式で使っているらしく。東芝ノートよりはスペースキーが小さいから、NICOLAをやるにも不都合は少ないわけで。もちろんこの使い方、黒歴史ですけど規格違反ではない……と。
#というか、「JISキーボードによる快速親指シフト方式」を何時までも黒歴史のままにしていてはマズいと思う……。
(from (読書メモ)無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法。 )
冒頭の【pp.58-59】は記録ミス、正確には【pp.56-59】です。
太字で示したこの読みは、親指シフト方式を経験したことがあれば「誰もがこう読み取るはず」だと思います。
ただし、実際の書籍では「どのキーを親指シフトキーに設定しているのか」が書かれていなかったので、どうしても「たぶんこうだろう」という予測しかできない状態でした。
……で、この点について実際の運用方法が、最近ムギさんのBlogで明確に示されました。
1. どうやって使っているか
Let's noteに、親指ひゅんQというエミュレーターを入れて、ATOKと共に使っています。左シフトが無変換、右シフトに変換キーを割り当てています。機種によっては、スペースキーを割り当てた方がいいものもあるので、それは配置次第です。
( from 親指シフトについてのまとめ )
この方法はかつて製品化されたけれども不評だった「快速親指シフト」そのものです。
ところが、(すでにazukiさんが何度か指摘されていたように)この方法でも、NICOLAをやるうえで大きな支障はないだろうと感じています*1。
幸い、JISキーボード系でスペースキーが極端に大きいのは東芝ノート「だけ」です。
多数のノートPCでは「快速親指シフト」をつかって、十分用はこなせそうです。
結局のところ、NICOLAとノートPCを組み合わせて「どこでも書斎」を実現する方法は一つではなくて、
の中から、【自分の使い方にあう方法を選択して使う】という選択肢を提示するのが、一番良さそうですね。
NICOLAの実現方法について「快速親指シフト」という選択肢があることを、今後堂々と説明できるようになった……というのは、とても大きなセールスポイントになると感じています。
ノートPCが驚くほどの勢いで普及しつつある現状からすると、「専用キーボードがあれば快適だけど、普通のキーボードでも十分使える」というあたりが、今後の親指シフト普及にとっては「ちょうどよい解」になるのかもしれません。
親指シフトの使い手が増えれば、キーボードの需要も増えるはずで……このあたりには期待したいですね。