日本語入力法についても「作業改善が先・設備改善は後」の理屈は通用する……のだろうか。

 作業改善が先、設備改善は後……はトヨタ式の話。
 設備改善は金を投入するから、成否に関わらず後戻りできない……というところが理由。


 同じように「配列変更が先、キーボードの更新は後」……となる日は来るのだろうか。
 キーボードを変更しても入力効率はさほど向上しない(楽になる可能性はある)し、配列変更だけでも「楽になる」の部分は得られる可能性がある……というあたりがポイントなのかも。


 問題は、一般に作業改善というと「少しずつ変えていく」場合が多いのに対して、入力法変更は往々にして「かなりがらりと変わる」から「習得までに長い期間がかかりがち」というところ。
 オーダーメイド練習法の考え方で行くべき……なのだろうか。