アルファベット順練習、つい最近やったばかりなのですよ……orz

(参考:かえで式、「Qwerty英字配列」を作成。)
(言及:レス及びアンケート調査)


 ええと……ABC順入力テストについては、10日前にかえで式、「Qwerty英字配列」を作成。の妥当性確認をするために、小1時間ほど打ってしまったような気がします……orz
 そんな私の打鍵速度をアウフタクト頼りで計ってみると……6と3/4秒ぐらいでした。毎秒【4】3と4/5打鍵ですな。
 誤打修正をすると余計に時間が掛かってダメダメなのは目に見えているので(この点は仕事における検討テーマの一つでもあるのですよ)、誤打無しのベストタイムを拾ってみました。
 ちなみに、練習の有無と打鍵速度の関係を調べようと思って「Cwm fjord veg balks nth pyx quiz.」を打ってみたところ……10秒弱掛かりました。毎秒【3と1/3】2と1/2打鍵といった感じで。打鍵時には、確実に指が迷っていました。
 #2006年8月16日5:39:49に計算ミスを訂正。ってゆーか、どこをどう間違えたのだろうか……orz


 習得に要した期間は……飛鳥は1年弱、JISかなは1年、ロマかなは1年以上、AZIKは半年、NICOLAは4ヶ月で挫折orz。

……で、以下は回答とは無関係なので、適当に流していただければ、と。

 とりあえず、もう二度と「1年かかって習得・最初の半年掛かってキーを覚える」などという目に会いたくはないわけです……でも、自分の性格からして出来る選択肢はかなり限られているように思います。
 たとえば

の方法は「本当によく出来ている」とは思うけど「自分が実践できる」様には思えない……と、そういう感じです。
 自分で色々と「覚え方」について検討してきましたが、今のところ私の回答は下記に示しています(注:ODSを元にPDFを生成しているので、2つの中身は同じです)。


 私は、自分自身が今まで失敗してきた理由を次のように分析しています。

  • 「シートを見ながら文字入力すること」に慣れきってしまった(覚えられないと決め付けていた)
  • 頻度順学習などを用いて「全てのカナの位置を始めから独立して暗記すること」を目指してしまった

 最近の「かえで式」では上記の失敗要因を排除するために、(結果的には)次の視点でシートを作成しました。

  • 「90個近いかな」では多すぎるので、50音順の行単位で区切って「10数行のパターン」で連想記憶する
    • とにかく「シートからの依存を早期に・自然に脱する」ことを最優先とした(人間の記憶特性や習慣を利用した)
    • 連想記憶とすれば「低頻度カナを覚えられない」問題は発生しない(行段系の速習優位性証明をカナ系でも使いまわせるという事を証明しただけ)
      • 高頻度で使うカナから順に「非連想記憶」で打てるようになる(→語単位での連想記憶へと変化する上での障害となりにくい)ので、「意味連想」や「音連想」でたびたび取り上げられるような弊害が発生しにくい。
      • 低頻度でしか使わないカナは相変わらず「運指連想」に頼ることになるが、忌避すべき「シートの再見」はかなりの割合で避けることが出来るので、「見ながら入力」へと逆戻りする恐れが少ない。
  • 目で見て打鍵するしかないと思っている人に自信を持っていただける方法を目指した
    • 日本人で最も多くが慣れ親しんでいる、ケータイの「かなめくり」を連想させる練習順序をとった。

 実際にこれで月配列2-263を練習小梅1.21版を練習NICOLAを練習……とやってみたのですが、(50音順で想起する必要はあるものの)「記憶という作業そのものがめっぽう苦手な」私でも

  • 1時間ぐらいの練習で大体ソラで打てる(注:もちろん思い出せないことは多々ある)
  • 覚えていなかった場合の再記憶手順も単純なので迷わない

ので、安心して打てました。
 やってることがものすごく単純なので、「なぜにNICOLAでこういう練習方法が無かったんだッ!」と思っていたような、思ってはいなかった様な……。


 私は暗記系設問の率が60%を超えるたびに赤点が確定していたような奴ですから、「ある程度以上暗記が出来ること」を前提とした方法ではまったくダメなのです。
 従来の方法とくらべて「さらに【暗記力】を必要としない初期学習方法」を作成してみたく思い、「かえで式」を作っています。
 私としても飛鳥カナ配列(今まで使ってきた21c290ではなくて、確定配列である21c333)に移行しないといけないので、同じ理屈で「飛鳥カナ配列用のシート」を作ってあります。
 正直言って、1年半も使った21c290から近い配列に移行できるのかどうかはかなり疑問なのですが(近い配列に限ってはテストしていないのです)、21c290でやり残していた「ある程度経ってからの打鍵動画撮影」もとりあえず完了したので、そろそろ移行するときが来たかな……と。


 ところで私は、(説明のために……という部分は別として)「練習のためには」英字配列の打鍵速度はあまり関係がないと思います。
 ローマ字入力Qwerty英字入力の役にあまり立たないのと同じように、それはかな入力についても言えるのではないかな……と。
 たとえば、習熟している現用配列と同じ速度で必ず英字入力が行えるというわけではないはずですし。
 実際のところはどうなんでしょうね……では、続編に期待しています。

そういえば。

 完全パングラムな「Cwm fjord veg balks nth pyx quiz.」ってどーゆー意味なのだろうか。
 無理やり「険しい峡湾ばかは超最新の貨幣検査箱テストを妨害します。」って訳してみたけど、合っているかどうかは解らないし、そもそも意味不明だよなぁ……。