小梅も練習してみた。

(過去:かえで式、「小梅1.21」に対応してみた。)

 とりあえず、また1時間ほどシートを元にやってみました。
 基本的な練習法は全く変更無しなので、「小梅1.21」の練習をすると「NICOLA」の運指は完全に忘れてしまいます^^;。
 両者を平行して練習するということはまず無いでしょうから、まぁこれは別に問題ないかな……と。
 #逆に言うと、2つ以上の方法を同時に習得するには使えない、ともいえますな。
 少なくとも、「親指シフトかな系・同時打鍵のみ」の範囲であれば、今の「かえで式」のままで問題なくいけそうな感じです。純粋TRON配列(半濁点分離)や月配列系でどうなるかと言う点についてはまだ試していませんけれども。


 とりあえず「90個近いかなをばらばらに覚える」のではなく「14行×4〜10段のかなセットを覚える」方法なので、行段系入力法における「子音を固定し母音を変えて打鍵練習する」ことと本質的に等価な練習になるようです。
 母音位置が固定化されていないという意味では行段系よりも習得しづらく、逆に打鍵するべきキー数が少ない=運指動線が短い=S/N比が高いので、行段系よりも習得結果を定着させやすい様です。差し引きでほぼ等価ぐらいになると思います。
 #ただし、行段系のような「運指の使いまわし」は効かないので、初期を脱した後には差をつけられてしまうだろうなぁ……という気はしますが。


 ちなみに、練習シートPDFの1ページ目には、こんなテキストを突っ込んでみました。

Learn more simply
覚え方を工夫すれば、「かな入力」は「ローマ字入力」よりも簡単に覚えられるはず。20世紀の常識をひっくり返すのが、私の仕事。

 常識をひっくり返せるかどうかはもちろん解りませんけれども、「かえで式よりもさらにシンプルな方法」が出てくることを期待しつつ書いてみました(もちろん、私が作れるとは限らないわけですが……とりあえず)。
 他にも色々な練習方法を構築しうるはずでして、そのあたりについても考えてみたいなぁ……という感じで。