ようやく出たか!──音の出るポスターパネル 『なるパネ』──

(言及: 古今東西製品情報 :: 音の出るポスターパネル 『なるパネ』)

 スピーカ業界には変な製品がたくさんあります。
 で、そんな製品の一つが「NXTパネル」。


 私が持ってるNXT関連製品といえば↓。実は両者共に利用中^^;
 http://www.authentic.co.jp/products/musiglry/music-gallery.html
 http://www.japandesign.ne.jp/HTM/PRO-IN/011024/SP-NX701.501.html


 普通のスピーカと違って距離が離れても音量が減衰しづらい(=近隣への音漏れが激しい)&少々音質が悪いので、家庭で使うにはちょっと使いづらい製品だったりします。
 なんというか、ベストポジションで聴く人向けではなく「ながら聴き」に特化した製品なのかもしれません。


 今回登場する『なるパネ』のようなCM用途として使う分にはぴったりな性質なので、これはもしかするとヒットするかも……?専用アンプが小型に仕上がっているので、そのあたりもポイントは高そうです。


 良い感じの技術解説は↓にあります。
 http://review.ascii24.com/db/review/pc/allinone/2003/04/22/643200-000.html
 パネルにエキサイターを貼る「位置」がNXT技術のポイントですので、おそらくパネルからエキサイターを取り外すことはできないと思います。


 コクヨのプレスリリースでも書かれているようですが、やはりこれも定格入力はわずか6W。
 いまどき小型のラジカセMD/CDシステムでさえも20Wクラスが当たり前という状況からすると奇異に写るかもしれませんが、こいつの場合はその性質上、たかが6Wでも十分遠くへと音声をキャストできそうです。
 大音量で鳴らす必要は無いけれども、とにかく「何かを伝えたい」という用途に使う場合、これって結構いい選択肢になるかもしれません。