親指シフト - Wikipedia の特定版(私が至近に変更した分一件)のみの削除を依頼してきました。
今日は見事に凹みました。
【】内の部分は、もともと「部分引用」をしていた箇所です(転記のために【】付きで言い換えたものを貼っています)。
Wikipediaにおいては引用に色々と問題があるらしく(というか、そもそもなぜ今日に限ってコピペしてしまったのか不明……orz)、とりあえずこの特定版のみについての削除依頼をすることにしました。
さすがに、
と書かれているようでは「引用記述は全面禁止」とほぼ同義でしょうし。
該当部分は「新JISキーボード化の失敗」という項目。配列云々が原因で普及しなかった……という話を置き換えるべく書いたものでした。以下の記述のうち「新JISが普及しなかった理由」については、私が中学校時代に感じた「新JISに対する感想」ほぼそのままを記述することとしてみました(ちなみに下線部は原文を流用、他は新規)。もちろん主観たっぷりなので練り直しは必須。
- 新JISキーボード化の失敗
富士通は親指シフトキーボードのみではなくJISキーボードも併売していた。その理由について神田は「【特定企業が権利を保持し、かつJIS規格ではない「親指シフト」は、その性能とはまったく関係の無い理由により官公庁関連からの受けが悪い】( http://www.ykanda.jp/oyayubi/oasys01.txt )」という事情があったと説明している。また、「【親指シフトは独占的に使用すると決めたわけではないが、逆に他社に対して積極的に採用を働きかける行動もとっていなかった。今後は他社に対しても積極的に親指シフトの採用を提案していきたい】( http://www.ykanda.jp/oya2.jpg )( http://www.ykanda.jp/oyayubi/oasys01.txt )」との意見も表明している。
神田を含めて富士通自身が認識しているとおり「JIS規格として採用されていないという事そのものが営業活動や普及活動にとっての足かせとなっている」こと自体は否めず、また当時からJISかな入力でもQwertyローマ字入力でもない「より効率的に日本語入力が出来る仕様」を要求する声自体はそれなりに存在していたことなども重なり、それは新JISキーボードの制定作業へとつながっていくことになった。
富士通は新規にかな配列を製作する方法ではなく「すでに販売実績があり、かつ使用者から好評を得ている」親指シフトを新JISかな配列とすることを提案した。
ところが、最終的に新JISキーボードは富士通が望むものとはまるで異なる方式に決定された。
JISかな入力・Qwertyローマ字入力・親指シフトのいずれともさほど互換性がないキー配列を新規に制定した理由については古瀬幸広が調査をしており、「新JISキーボードの審議委員会は、通産省工業技術院の委員長のリードで進められた。彼はキーボードの研究をしており、新JISキーボードの仕様はその成果に基づいて定められた」と結論づけている。
この新JIS配列には「濁音/半濁音キーを好位置に置きカナの後に後押しする、小指外側下方にあるシフトキーを積極的に文字入力に使用する、シフトキーの打鍵を含めた交互打鍵率を可能な限り高める」という方法論を用いることでJISかな入力に近い操作性と3段かな配列の両方を併せ持つものとなった。ところがワープロメーカーの大多数はこの新JISに「賛同したにもかかわらず」新JIS配列を優先してサポートする機種に全面置き換えするような事はせず、JISかな入力キーボードにシールを貼って入力方法を切り替えて使う方法をとるメーカーもあるなど、新JIS配列の普及に関して当時のメーカーもユーザーもあまり関心を抱いていなかったと思わせる部分があった。
まもなく各メーカーとも採用を中止し、1999年には利用実態がないということで新JIS配列は規格上から廃止されるに至った。
(from 親指シフト - Wikipedia - 2006年1月26日 (木) 10:40 の版 )
……と、こういう表記に改めてみよう!と考えていました。
でも投稿してしまった発言部分は引用もといコピペのまま……大失敗でした。
削除依頼が通るまで、ひとまず編集できそうにはないですよね……申し訳ありませんです>記述者皆々様。
ほかの項目も先ほどチェックしましたが、少なくとも飛鳥は(ほとんどRayさんの説明を砕いて書き直したものなので)大丈夫だと思うのですが……。