月配列用の新しいシフト方式、「シフトチャージ」。

 邪道タイパーさんの所から。
 月配列の元となった新JISでは、シフトキーはシフト専用になっていて「プレフィクスシフト・交互打鍵」も「先押し連続シフト」もできる仕様だった事はそう記憶に遠くないことだと思いますが(ご存じない方はこちらをどうぞ〜)、月配列では仕掛け上「プレフィクスシフト」のみを再現する形となっていました。


 これに対する邪道タイパーさんの回答が面白い。
 シフトする側の文字が続く場合、あらかじめ「必要な数だけ中指シフトを押してから」文字キーを打鍵する──ゆえにシフトチャージ──という仕様を再現する菱用設定ファイルを作成されたそうです。


 「中指シフトを押しながら反対側の手で文字キーを打鍵」というアイデアに関しては、既に繭による実装があったように思う(記憶違いかもしれませんけれども……)のですが、この方法ですと飛鳥と同じ「シフト残り」を発生する可能性を秘めているので、人によってはやはり好みが分かれるところがありそうです……それに悩んでいた方にとって、「予めシフト数を打ち決めできる」シフトチャージ法というのは、「もう一つの解決策」となりえる可能性があります。


 オリジナルの月配列(2-263式)が「交互打鍵優先」とすると、シフトチャージな同配列は「アルペジオ優先」なのかも。月配列は応用範囲が広いですなぁ。