タッチパッドを物理的且つ一時的に機能停止させる方法。

(言及先::M式ソフトQ&A (6) なんとかして欲しいノートパソコンのタッチパッド)

 ええと…あくまでも「素人考え」ですので、本当に実行しても良いのかどうかは未だ不明です。
 できれば「タッチパッド」の設計製造に関わる方からご意見をお伺いしたいところなのですが…そういう伝手がないので、とりあえず記事として載せておきます。
 商用として(講習会での使用を含む)使用される場合は、PCの製造メーカー様に対して、この方法でPCが破損しないかどうかを確認していただく必要がありそうです。

 

 家庭用調理部材としてのアルミ箔を5回折り(6枚重ね)にして、パッド上に固定してみました。
 アルミ箔が少しでも動いてしまうと意味がないので、ひとまずサイドを梱包用テープ(端を折り返して耳を付け、剥がしやすくしたもの)で固定しています。
 一応これで、パッドのタップ機能を完全に・カーソル移動機能をほぼ止めることができました(ただし手元ノートPCのみでの確認となっています)。


 参考:タッチパッドの検出原理


 原理的には厚紙(1mm厚)でも正しく阻害できるはずなのですが、手元で実験してみると「ゆっくりスライドするとカーソルが動く・強く叩くとタップできてしまう」状況で、敏感なタッチパッドが搭載されている機種には効かない可能性があります。


 一方でアルミ箔は6枚重ねても1mmに満たない状況で、ほぼ要求に見合う阻害性能を発揮しています。
 アルミ箔よりもアルミプレートの方が阻害効果は高いはずですので、ホームセンターなどでアルミプレートを探してみる価値はありそうです(…が、切り口で怪我をしないように面取り加工をする必要があり、高コストになる可能性が高いです)。
 一方でコストを考えますと、広く普及しているアルミ箔を流用する方が安価となりますので、この辺は色々と試していただくのがよろしいかと思われます。