「OpenOffice.org」v2.0解説書籍がPDF形式で無償公開

(参考:2005年9月6日(火)@シャドールーム)


 首を長〜くして待っていた「OpenOffice.org」のv2が公開になったそうです。
 (ええと…無料版のオフィススイート、と書けばいいのでしょうか。表計算ワープロとプレゼンソフトがセットになったもの=OpenOffice.org、ということで)


 今回も無償頒布なマニュアルはばっちり公開されるそうで。
 相変わらずの太っ腹なサービスぶりに感謝感激。


 でも、よくよく考えてもみれば、私はなぜにOOoを使い続けているのだろうか…。
 ノートPCにはMSOfficeも入ってるし、本当ならば必要ない気もするのですが…なぜかOOoを使ってしまうんですよね。
 あっ、思い出した。
  「頒布物を作ったときに、相手側のソフトについて考える必要がないから」
だったな、そういえば。


 OOoは頒布制限が緩い(非開発用途であれば、コピーフリーと見なして差し支えない)ので、作ったワークシートを頒布するときに「OOoで見てください。OOo自体は誰でも自由にダウンロードして使えます!」って書けばいいから、MSOfficeで作って頒布するよりも気分的に楽なんですよね。
 そういうわけで、私が公開しているワークシート類は全部OOo製だったりします。


 もう一つ、「簡単にPDF文書として出力できる」という点も魅力といえるかな。
 こちらは「PDFにはフォントの一部が含まれてしまう」という特性があるので、文書作成時から「フリーフォント(さざなみゴシック・さざなみ明朝など)のみを使うように気をつける」必要がありますが(OS付属のフォントはOSの部品扱いなので、将来にわたって使い続けるにはライセンス上の不安があるのです)、それさえ気をつければとても便利に使えます。


 機能的には「MSOfficeの置き換え用途に安心して使うのは無理」とか色々言われていたりするOOoですが(もちろんこれは紛れもなく真実です)、重要なのはそこじゃない!というのが、OOoの面白さなんですね。
 Excelとの共存も問題なくできますし、(現状では企業系採用は難しいかもしれませんが)個人用途・頒布用途としては是非とも普及して欲しいところです。
 

 「みんなで使おうOOo」とか言うつもりは毛頭無いわけですが、私はこれからもOOoを使い続けると思います。
 手近なマシンに片っ端からインストールしても「ソフトウェアの使用者ライセンス管理ネタで困らず済む」というのは、結構心理的に良い感じだったりします…ゆえに、ウチのPCでは「MSOfficeは一台だけ、OOoは全部のマシンに」という導入状況になっています。


 #って、これは日記に書くネタ(口調)とは思えないですけど^^;