CDPlamoを試してみました。
うーん…OpenOfficeとかは入っていない?
ちょっと気になりましたが、ひとまずNICOLA(親指シフト)ユーザーな方向けのメモを。
始めはQ's nicolatterで。
- CDブート可能なPCを使用してください。
- (BIOS設定などで)CDブートが出来るように設定しておいて下さい。
- 始めに、カーネルを選択…とかいう画面が出て止まります。[ 2.4 ] か、 [ 2.6 ] と打って Enter キーを押してください。
- 次の設定画面では、大抵がそのまま(もしくはマウスのみ選択)で構わないはず。ただしモニタが液晶ではない場合は、リフレッシュレートを(モニタが壊れない範囲で)上げると、画面がちらつかずに済む。
次の設定画面では、入力方式を「NICOLA」にする。- ログイン画面では、「d」「e」「m」「o」「Tab」「d」「e」「m」「o」「Enter」
でいい…はず(最後だけちょっと怪しいな…今から確認します)。 - 次の設定画面では、入力方式を「NICOLA」にする。
- FMV-KB231は普通に使用可能(起動後に接続しても大丈夫)。
- USBコンパクト(FKB8579-661EV)もおそらくは同様に使えるはず。
- その他のJISキーボードでも、変換・無変換を親指シフトキーとして使う限りは問題ないかと。
- 以下、入力方式を「NICOLA」にした場合。
結論:あっけないほど簡単にNICOLAが使える。
…ただし、NICOLA-DDSKKについては未テスト。
というか、そもそもEmacsの使い方自体をよく知らないので。
(これもこれからテストします)
で、 nicola-ddskk についても試してみました。
以下、試したときのメモ。
- (上記手順はここまで同じ)ログイン画面では、「d」「e」「m」「o」「Tab」「d」「e」「m」「o」「Enter」
でいい…はず(最後だけちょっと怪しいな…今から確認します)。 - 次の設定画面では、入力方式を「skk」にする。
- 起動したら、[ ~/.skk ]ファイルを emacs というエディタで開く。
- (…って、説明長すぎですな^^;)
- emacs で ~/.skk ファイルが開かれた状態で、次の行頭からセミコロン(;)を除去する。
※元の状態
;; かな入力を使う場合は有効にする
;(setq skk-use-kana-keyboard t) ※←行頭[;]を除去。
;; NICOLA 配列
;(setq skk-kanagaki-keyboard-type ’nicola-jis) ※←行頭[;]を除去。
;; 旧 JIS 配列
;(setq skk-kanagaki-keyboard-type ’106-jis)
※変更後の状態
;; かな入力を使う場合は有効にする
(setq skk-use-kana-keyboard t)
;; NICOLA 配列
(setq skk-kanagaki-keyboard-type ’nicola-jis)
;; 旧 JIS 配列
;(setq skk-kanagaki-keyboard-type ’106-jis)
- セミコロンを取ったら保存する。Ctrlキーを押したまま、[x]→[s]と順に押す(注:Windowsとは異なり、Ctrl+Sの単打では保存されない点に注意。Ctrlキーは毎回離しても構わない)。
- 次に一旦 emacs を終了する。Ctrlキーを押したまま、[x]→[c]と順に押す(Ctrlキーは毎回離しても構わない)。
- とりあえずはこれでOK。次回emacsを立ち上げた時から、nicola-ddskkが利用可能となる。
- 試しに、もう一回 emacs を立ち上げる。
- emacsが立ち上がったら、skk(nicola-ddskk)を起動する。Ctrlキーを押したまま、[x]→[j]と順に押す(Ctrlキーは毎回離しても構わない)。この操作をする度に、英字モードとNICOLAかなモードとの間を行き来する。
- このまま打てば、NICOLAかな(ひらがなのみ)を入力できる。
- 漢字を入力する場合は、漢字を入力する毎に [ f ] と [ j ] を同時打鍵する…と、「▽」というマーカーが現れるので、文字を打って「変換」キーを押す…と、文字が変換される。 「漢字を入力する毎に」である点に注意。
- カタカナモードとひらがなモードとの行き来については、 [ d ] と [ k ] を同時打鍵する。同時打鍵する毎に、かな←→カナのモードが入れ替わる。
- くれぐれも、漢字キーを押しちゃダメだよ〜(これはskkではなく、cannaを起動するために用いられているらしい)。
…って、長くなり過ぎなのです…orz
最後に、一つ興味深い文書を発見しました。
http://openlab.jp/skk/skk/main/nicola/README.ja
※注意:私は相変わらず勘違いしています。で、azukiさんから何点かフォローいただいていますので、本記事コメントについてもぜひお読み下さい。
翌日追記:親指シフトチューターの「おやちゅ」を試してみた。
azukiさんご推薦の「おやちゅ」を試してみました。
( CDPlamo から kterm を立ち上げて、 oyatu[enter] で表示できます。親指シフトエミュレーションはoyatu側で行うので、どの日本語入力方式を選択していても問題なし)
最近の私、基本的には「画面にキーボードが出ちゃダメだろ」派なのですが(「かえでメソッド」改め「かえで式」では、この概念を使っている)、親指シフトを練習し始めた当初は真逆の事を考えていました。
で、今回「おやちゅ」を試していて思いました…
なぜに、当時の私はこれを見つけることが出来なかったのだろうか…orz
NICOLA学習当時の私はこんな感じの日記を書いていました。
改めて見返すと、当時思想とこの「おやちゅ」って、ビックリするほどマッチしてるんですよね…。
で、「おやちゅ」に対する要望を一つ。
ええと…目的とする文字を探しやすくするために、チート(お助け表示)をしてみてはいかがでしょうか。
「シフト面」「文字キーがある側の手」「打鍵すべき段」「打鍵すべき指」に分けてチェックボックスを付けて、チェックされている部分に関してのみヒントを表示する(全部チェックしていれば探さずに打鍵できる)とか。
チェックされていない部分は「もんたメソッド(検索)」で隠してく、と(クリックしたときにはその文字に関してのみチートできると最高だったり)。
たとえば「る」を打とうとする場合、全てチェック済みでははこんな感じ。
■シフト:右手(同手) ■手:右手 ■指:中指 ■段: 上段
たとえば「る」を打とうとする場合、手と指のみチェック済みでははこんな感じ。
□シフト:■手(■手) ■手:右手 ■指:中指 □段:■■段
たとえば「?」を打とうとする場合、全てチェック済みでははこんな感じ。
■シフト:左手(異手) ■手:左手 ■指:小指 ■:最上段
…要望はあれども、出来としては一番ピンと来ていて良い感じかも。
似たようなソフトは多いだけに、ちょっと不思議な感じがしました。