旧JISカナの再普及に必要なもの、そして他の配列を使っていても役立つものを…まずは運指表から。
(言及:かな入力入門)
シャドールームさんよりうちの日記に言及いただきましたので、日記側から言及返しさせていただきたく。
また、最近カラフルなJISカナ画像をトップに掲示されたshinoさんとこ宛にもトラックバックさせていただきます。あっ、もちろん「その画像が運指表も兼用するように、太線を追加されてみてはいかがでしょうか?」ってゆー意味を含んでい…るかどうかは微妙です(^^;)。
旧JISカナをお使いでシャドールーム〜タイピングやゲームの部屋〜を運営されている悠木さんは、「なせなせ掲示板と運指の部屋(別サイト)」にて、運指表を公開されています。
この運指表、上は標準運指ですので「ああ、そうそう、俺はこれでやってたんだよな…」などと思っていたのですが、下の方を見てびっくり!
かな打!さんのところで紹介されていた「かな入力入門」とほぼ同じで、最上段は「ズレに沿って…ではなくて折り返す」事になっているんですね。
うーん、前にかな打!さんのそれを見て思ったのですが、これってもしかして「旧JISカナ以外でも同じにすべき」ではないのでしょうか?
昨日は久しぶりにローマ字入力と格闘したのですが、数字段を打つだけだとしても、この「ズレには逆らって、指を上下動させるだけ」という方法を使った方が、タッチタイプの方法としては(正しいかどうかは別として)自然だとは思います。
でもなぁ、富士通製の親指シフトキーボードでは、「6」キーは右手領域とゆー認識を表すかのように二色打鍵の色が振られているし…微妙かも。
ん?待てよ…NICOLAの「6」キーはクロスシフトとストレートシフトの割付文字が同じだから、結局はNICOLAも同じ理屈の運指表が採用できるんだよな…。
飛鳥も「6」キーは両方「&」で統一されてるし、TRON配列のJISキーボード実装ではそもそも「6」キーを文字用には使っていないっぽいし…。
うーん…これって統一可能でしょうかね。
配列は違っても運指表は同じ…となれば、大分話のややこしさは解消できるかもしれません。しかも運指表は「守っても、守らなくても構わない」レイヤの問題ですから、仮にこの方法を薦めたとしても、誰にも迷惑を掛けるおそれがない点はポイントかもしれません。
唯一ハッキリしていることは、「旧JISカナユーザーほど最上段を活用している人はいない(他の配列は「最上段を可能な限り使わない」という事がウリの一つなので、当然最上段の打鍵評価に関してはおろそかになりがち)」→「旧JISカナユーザーが行き着いた運指表については、それだけ多くの打鍵評価が行われており、他の配列で使用するにも必ず役立つはず」って事ですね。
飛鳥の打鍵評価と似たようなもので、「日頃から使っていて、結果としてたどり着く運指」なのですから、理論云々とは違って「誰にでも納得できうる」ものになるはずです。
これって面白いことだと思います。
打鍵評価をしまくって、もっとも最上段を多く叩く人が行き着いた運指表ってゆーのは、きっと他の配列を使っている人にとっても有用なはずです。
そうしてこの運指表を元に打鍵する人が増えれば、旧JISカナにとってのウィークポイント(って言うほどではないな…使っていた時には気にならなかったし。むしろ「批判対象」と限定すべきか)とも言える「運指範囲の広さ」について、上手くこれを説明することが出来るかもしれません。
特に、最上段を頻繁に打鍵する3段配列系ユーザーさんには朗報ではないかと。
ところで、現状で「6」を左手領域に設定して、問題が出そうな配列はありませんか?
例外があると洒落にならないものですから、この点についてお気づきの方がおられましたら、是非にお教えいただきたく。
かな打!のshinoさんに運指表を提示いただきました。
トラックバックいただきありがとうございます。
…で、提示いただいた運指表については、下記をご参照下さい。
http://typing.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/post_cf97.html
javascriptなので、必要な部分のみを表示できたりします。