飛鳥配列は中指化可能なのか?
(言及:中指TRON「雪配列」 中指飛鳥「弥生配列」、Enter と Asuka)
ええと…かなりの妥協をすれば、飛鳥は中指化できるという話です。
実はjisx6004さんのページにコメントとして残そうかと思っていたのですが、どう考えてもRayさんに知らせておかないといけない事柄にも思えましたので、ひとまず両者にトラバさせていただきます。
ああ、ちなみに私は「変なシフト方式・変な指針の配列を作って遊ぶこと」そのものが生き甲斐(?)ですので、その点をご承知いただいた上でご覧下さい。
Rayさん自身が前々から「飛鳥での中指化は無理だ」とか言っていたような気がしますけれども、実際問題として、飛鳥を中指化すると「無理とはいわないけれども、同時打鍵系に慣れた身としては気味が悪い」ですね…。
実際にやってみると、純中指シフトでは片手操作がかなり多くて辛いし、中指薬指シフトにすると「親指シフトでの左右の感覚が全くなくなってしまって打鍵できない」という問題が出てきます(ほぼ別配列の趣になってしまう)。
幸いにも(?)無シフト面のqty@はどこに追いやっても致命傷にはならないようなので、妥協した上での実装作業そのものは容易なのですが、評価打鍵をすれば転けるかもしれませんね…。
たとえば「ですが、」が「d;dkdmd,」になってしまうあたりは、正直言って「楽じゃない」と思います。
もっとも、これは飛鳥の「同時打鍵」に慣れた私から見た話であって、実際に逐次打鍵(特にQwertyローマ字)で慣れている人にとってどうか?という点については不明なのですが…。
一つはっきりしていることといえば、飛鳥は「連続シフトを使って操作時点でのシフト数を少なくしている(シフトの行き来を少なくしている)」配列なので、完全逐次打鍵では連続シフトを使うことができない以上、シフト数はかなり多くなるはずです。
改造定義(中指飛鳥と中指薬指飛鳥)を公開すべきかどうかは迷ったのですが、現状ではそのまま眠らせています。
実はけっこう良い宣伝になると思うんだけどな〜とか考えてもみたのですが、これが元で「清濁ごったまぜな逐次打鍵カナ系配列」の案を潰すことになりはしないか(少なくとも、飛鳥理論に染まってしまう可能性はある…いいか悪いかは別として)・同時打鍵な飛鳥そのものの普及活動に影響はないか(ってゆーかこれは普及活動なのか…?)と、少々悩んでいたりもします。
もっとも、Our配列の一つとして「同時打鍵が苦手な人向け」の配列も必要になる日が来るはずですので、(それを飛鳥と呼ぶべきかどうかは別として)いつかは誰かが取り組まなければならない…という話だと思います。
そんなわけで、ひとまず。