フェイク問題。
久しぶりのマイヒットなので、ひとまず書いておかねば。
使いやすさ日記『249. インスタント麺の小袋』で晒されているのはどこぞの小袋ですな。
側面の連続的な切れ目はマジックカットで、[観] マジックカットなどで語られるような問題点までもはらんでいるわけです。
後者に代表されるような「切れの悪さに」ついては公言できないものの*1、前者に代表されるような「デザインセンスのなさ」に関しては…作る側にデザインポリシーが無いからこうなってしまうような気がしますな。
これらはまさに「開かない非常扉」とか「非常口案内が扉の外にある状態」とかいうような状況でして…誰かが指摘しないとどうにも変わらない問題だったりします。
あ、前者については「写真に写っている側の上下端に【右側のどこからでも切れます】と文字を入れて、裏側の上下端に【左側のどこからでも切れます】と文字を入れてあれば問題ない」訳ですよね。
そういえば、すでにこういう表示がなされているものもあったよな…。
日本では「クレームを大声で言うものではない!」という風潮があるのか、どうにもこの手の「ユーザに優しくないインターフェース」がそのまま残ってしまいがちなのですが、このままでは「文句を言っても無駄だから、もうこれは選択しないようにしよう」などというサイレントクレームの嵐になりかねません。
陰でうだうだ言っても何も変わりませんし、言う側も聞く側もお互い真摯に言葉を交わさねばまっとうな物言いもできません。言わずに心の中にしまっておくなど以ての外ですな(そうしなければならない状況ならば…素直に諦めるしかないですけどね)。
*1:全くの無関係ではないので…