ああ、また見に行ってしまった&書いてきてしまった…>飛鳥スレッド。

 Ray氏は「飛鳥に慣れている人(…って、作ってる人だから当たり前か)」だから、ああやって大手を振って中指シフトを批判するのでしょうけど、対象となる中指シフト派な人が「親指シフトキーのわずか2キー上にあるキーを、わざわざ逐次打鍵で叩いている」とゆー点を攻撃してしまってるとゆーのは、実に惜しいと思います。
 そこで視点を少しだけ変えて「あと2つ下のキーを使えば、わざわざ遠回りに交互打鍵を強要される事なしに、1アクションでカナが出せるんですよ〜」って言い切ってしまうほうが、よほど楽になれると思うのですが…。

 中指シフトは交互打鍵がキモなので、結局両手を使って打鍵しないといけない(明らかに1本指打鍵に向く配列ではない)のだから、誘導法さえ確かならば飛鳥へも興味を持ってくれそうな気がするのですが…ここでの問題は、「中指逐次シフト系配列は、ローマ字入力テーブルを弄るだけで(あるいはフリーウエアで)打鍵環境を構築できる」ってゆー、飛鳥にはない大きなメリットがある事ですな(他の問題は…前に書いたから良いか)。


 ついでに、260 を書いていて気づいたのですが、飛鳥ってゆーのは「新親指シフト」ってゆーよりも「半親指シフト」か「親指連続シフト」と言うべき代物なのかも。
 おそらくは飛鳥以外で書かれたであろう、人様の文に(勝手に…すみません)飛鳥の打鍵例を付加していて気づいたのですが、結局の所、飛鳥配列ってゆーのは「ローマ字入力とニコラ(親指シフト配列)のちょうど中間から、多少ニコラ寄りあたり」だとゆー気がします。
 (飛鳥の秀逸な点は、こういう「他の配列を用いて書かれた文」であっても、なんら変わりなく連続シフトなどの飛鳥的工夫が効く事ですな。始めに「ケタムの解剖図」ありき…なんて配置指針ではこうはいかないですから)
 たとえば「シフトを押しっぱなしでの逐次打鍵(飛鳥では連続シフトと言う)が起きやすい」所や、「清音と濁音と半濁音がほぼ異なるキーに、しかもいくつかのキーは同じシフトキー側に割り当てられている(ローマ字入力では清音と濁音と半濁音にそれぞれ異なる子音キーを使いますよね)」って所など。
 …そうすると、わざわざローマ字入力→ニコラ→飛鳥と経てきた俺は、やっぱり遠回りだったって事か…ダメじゃん。

 ※「ケタムの解剖図」@新しい創傷治療…↓をご覧ください(少しでもグロテスクなのはダメ!って人は見ない方が良いかも)。
 http://www.asahi-net.or.jp/~kr2m-nti/wound/wound144.htm