goggole …ではなくゴッゴル @SEO。

 そーか、これで胴元サイト自身の順位を上げて、あとはそのサイトから客先に対して「成功事例」とか書きつつ堂々とリンクする訳ですな。
 …って、そんな稚拙な事をする訳はないか。
 まぁ、参加した人(特にブログな人)は「記憶を記録に変換して残しておきたい」と思うから、リンクは残したままにするだろうし…上手く考えたかもね。
 もっとも、こーゆーSEOへの対策としては…恣意的な細工により上位になった検索結果を「明示的に分別して表示する」方が良いかもね。○○はきちんと分別せねば。
 ただしgoogleの場合はランキングが一次元的だから、こーゆー問題には根本的に対応できないだろうけど。
 googleが利用されなくなってくる日は近いのかもしれない、と思った瞬間。
 (ってゆーか、既に使い物になっていないような気もするのですが。今は http://bach.istc.kobe-u.ac.jp/metcha/ を使って、泣きながら串刺しでアイボール検索する毎日だしなぁ…)
 うーん、今の所アイディアとして「これはッ!」ってゆーのは、やはり http://www.tinami.com/charastyle/ (但し昔の、3列7段位で表示されていた方)ですな。あのころはキーワード検索できなかったから「検索」としては貧弱だったけど、アイディアとしてはとても刺激的だったからね。


 とりあえず、googleが「スマイリーマークによる投票」を受付始めた、あの時点で「既にダメ」だとは思いますが、ではどうすればいいのか…やっぱりアトリビュートかな、手動では面倒くさそうだから、そのアトリビュート設定にページリンク(≠ページランク)を使えばいいって事か。
 「そのページには、そのページを書いた人が知りうる、何らかの繋がりがある事は確か」なだけに、リンクそのものではなく、一つのページに書かれたリンクの位置やリンク前後の文字列、リンク先のキーワードなどを元に、「部屋(ページ作者というフィルタを通した後に残った、似たものリンクの集合体とリンク説明)」「家(ホームページ)」「村(リンクグループ)」とかの階層を作る。要するに「検索エンジンは自ら評価をしてはならない。評価は既に多くのページにて行われている(否定的リンクがあれば、当然劣っている「のではなく」、そのリンクグループからは遠いという事になる)」って事を、検索レベルでも生かしたい訳です…出来れば、「コンテンツ自体のページ」と「コンテンツを紹介するリンクなどのページ」と「検索エンジン向けに最適化されたページ」を同時かつ分別して表示したいですね…。
 んでもって、検索する人の側にも「個人(ID履歴・嗜好記録)」「端末(Cookie管理)」「同族(類似キー検索する人の結果を含む)」「匿名(記録しない)」とかを設定して、「環境に見合うプライバシポリシーと方向性を持って、より簡単に、検索漏れなく調べられるように」なればいいかな、とか思ってみたいですな。


 結局のところ、googleが侵した唯一の過ちは「pageに優劣を付けようとした事」なんでしょうな。マシンパワーがインデックスすべきページ数に対して圧倒的に足りない現在においては、確かに有効な方法だと思います。但し、「これからを生きる」為には、その過去が大きくマイナスに働きそうな気がするのです。


 えっ、どんなイメージか解らないって?
 えーと…FFT(高速フーリエ変換)ってヤツがありますよね。「特定の周期性を持つフィルタ」に対して「何らかの信号源」を通してやると、信号そのものとフィルタ周期が合致したところ(乗算じゃないのかな…よく分からんけど)だけに大きく反応が出るってゆーアレ。
 あんな感じで「自らがキーワードや検索履歴などで設定したフィルタに対して、もっともピーキーに反応するサイトを表示する」って方法なら、今までの「誰に対しても同じキーワードであれば同じ結果を吐く」ってゆー情けない結果は避ける事ができますよね。
 うーん、他の例えってゆーと…画面に表示するときはRGBに、印刷するときはCMYKとかに色を多色分解しますよね。後で混ぜると目的の色になるように、各色それぞれに必要な発光量なり吐出量を振り分けて。この表示/印刷の考え方で行くと、目的とするキーワードやCookieや検索履歴が「検索結果を拾うためのフィルタ兼目的値」で、発光量なり吐出量を構成するRGBやCMYKは各ページごとに割り振られた「属性値」ってことになります(優劣と言う考え方はここにはない。あえて言うならベクトルか)。
 うーん…ページごとに要素(要素によっては多次元的に評価されるべきものもあるだろうし、簡易的には1次元でも表されるはず)を降っていくんだから、手動ディレクトリ式ではまず無理だよな…。


 例えば「あらじん」ってゆー、ひらがなかつ短いキーワードで検索した場合、【車や電器メーカー】を良く検索する人には「arazin;車載機器小売り業者としてのアラジン」そのものと購入者コメントなどが、【ディズニー関連のキーワード】をよく検索する人にとっては「いわゆるディズニー製タイトルとしてのアラジン関連グッズや日記など」が、【パチンコ屋にあるもの】を良く検索する人にとっては「ALADDIN;パチスロ関連の攻略サイトとか」が、【化石や標本】を良く探す人にとっては「アラジン;富士山麓のネイチャーショップと、それに関連する店舗利用者や同業者のリスト」が、それぞれ第一候補から一通り表示されて、ついでに申し訳程度に「こんな【あらじん】も良く検索されています」なんて感じで同名別物のグループ名のみが列挙される…って状態がいいですよね。
 こうなればアイボールサーチの必要性は減るし、少なくともSEOマジックが「関係のないキーワードに対して」悪影響を及ぼす事は無くなるような気がするのです。

 この場合のミソは単純に「DFTではなくFFTにする。多少誤差があっても気にしちゃダメ」って事でしょうな。

 …ってゆーか、この程度の事なら今のgoogle検索結果に「google評価ではなく、特定のサイトを頂点として再検索する」ってゆー機能が追加されれば代用は出来るか…それほど有意義な検索結果は得られないだろうけど、無いよりはマシって意味で。


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