飛鳥配列には、確かに「言葉を綴る」行為を楽しくさせる「何か」がある。

 始めは配列を作成しているRay氏の「発言」が、そう思わせるだけなのかとも思っていたのですが(実際問題として、ちょくちょく配列を変えた上でその理由をきちんと明示するとゆー行為自体が、他の配列では行われていないようですし…)、どうもそれは直接的には関係ない様なのです。

 飛鳥のページに「理屈は覚えなくても使える」的なコメントがあった事を思い出し、最近では(失礼とは思いつつも)一切配置換えの解説を読まずに新配列を試すようにしているのですが、新版へ移行しても「言葉を綴る楽しみ」が失われるような感じは全くしないのです。

 …って、こんな事を書いてると「また宗教かよ」とか言われそうで怖いのですが(苦笑)、少なくとも飛鳥配列は、インターフェース改変の鉄則「馴染んでいるインターフェース(文字配列は旧JIS、シフト操作はNICOLA)に近く、なおかつそれらの不便な点を少しずつ変えていく」を辿っているだけに、結構(いや、かなり)良いセンをいく配列だと思うんですよね…。

 後は(俺個人の課題として、だけど)どうやって飛鳥配列を「簡単に」覚えられる方法を探すか、だよな…こればかりは(特にローマ字入力とは違ってパターン化しづらい配列だけに)相当苦労させられそうな予感もするけど、課題は難しい方が楽しみ甲斐があるだけに、いつかは提示してみたいと考えてみたりもして。
 (案外、「連続シフトを多用する言葉を並べるだけ」とかいう単純なものが回答になる可能性もあるけどさ)