飛鳥配列は「だらだらと打つ」為に最適な、「想いを綴る」為の配列。
タッチタイプソフトとにらめっこしながら…とか、原稿を見ながら…という打ち方をする場合、(ちょっとでもタッチタイプに不安が残る状態では間違いなく)飛鳥配列でそれをこなすのは、ハッキリ言ってキツイのです。
とにかく、キーがどこにあるのかを思い出すのに時間が掛かり、しかも誤打鍵しやすい…といった感じで、もうイライラの連続。
ただ、いつも打つ言葉・いつも使う言い回しを「一纏めに」打つという操作に関して「だけ」は、(キーをあまり覚えていない状態であっても)飛鳥配列が一番しっくりと来ますね…。
…これはけなしている訳ではなく、「チャットやblog、web日記などの口語近似文を打つにはとても都合が良い」って事で、一度はまってしまうとなかなか「飛鳥配列の心地よさ」から抜け出せなくなってしまいます。
一人の人間が使うボキャブラリなんて、たかがしれてますよね。そのボギャブラリを「特に意識することなく、ぐしゃっと」打てるようになれば、それは多分一人前の飛鳥ユーザーになった証拠なんだろうな…と思います。
(このときに飛鳥配列での打鍵時に使うべき擬音は、他の配列にありがちな「ダダダダッ」とか「ばたばたばたばたっ」ではなく、あくまでも「ぐしゃっ」とか「ぐしゃぐしゃっ」といった感じです…ここからして何かが違うんですよね…。)
そういう考え方で行けば、いわゆる「2文字ずつ区切って打鍵する」ってゆー練習方法はほとんど役に立たなくて、結局は「単語単位で打つ」か「普通通りに文章を打っていく」のが一番練習としては役に立つのかもしれませんね…
#なかなか覚えられない文字については「その文字を先頭に持つ単語を、思いつくままにひたすら打っていく」という練習方法を(制作者の方が)薦めていましたが、「それがなぜ有効なのか」がようやく解りましたよ…。