メモ。

 今日の気づき。

 Wikipedianは「ルールを読んで得た自己流解釈」を元に行動している。

 私もそうなのですが(今脱却できるかどうか検証中)、自分の中に「Wikipediaはこうあるべき・Wikipediaのルールはつまりこういう事を言っているのだ」ということを理解するために、いわゆる「Wikipedianによる独自の研究」を行ってしまっているのかもしれない……と、今までルールのノートに関わってきて痛切に感じました。
 これでは論争が起きて当然、何のためのルールなのかが解らない。

ACT@かえで式のメモ。

(過去:メモ。@2006年07月14日 金曜日)

まず「か」たてから「え」んえんと「で」きるまで練習する練習方「式」

なのですが、母音からはじめるべきか子音からはじめるべきかは迷いますね。
 もっとも、キー打鍵は指の運動によるもの(頭で考えてどーこーするわけじゃない)のですから、「左手を動かしやすい人は母音から」「右手を動かしやすい人は子音から」練習しないと、覚えられるかどうか不安になるだろうから……「動かしやすい方の手から練習」というままで良さそう。

 とりあえずはACT (キー配列)#ACTの基本配列をあんちょこ代わりに使いつつ。

 で、ACTは人差し指と薬指で拗音化をするという原則があるので、中指からの練習方法はあまりよろしくなさそうな感じがします……しかも、人差し指伸ばす以外には全て拡張が割り当てられています。
 そこで、左手の練習順序は人差し指→中指→薬指→小指→人差し指伸ばすの順にしてみました。右手の練習順序は中指→人差し指→薬指→小指→人差し指伸ばすのままにしています。

右手の練習

※一文字づつ覚えるまで練習→一行すんなり打てるまで練習→次の行へ進む……としてください。

【右手中段】
h[e] h[yuu] h[you] h[y][utu] h[y][oku] h[y][aku]
t[e] t[yuu] t[you] t[y][utu] t[y][oku] t[y][aku]
n[e] n[yuu] n[you] n[y][utu] n[y][oku] n[y][aku]
s[e] s[yuu] s[you] s[y][utu] s[y][oku] s[y][aku]
d[e] d[yuu] d[you] d[y][utu] d[y][oku] d[y][aku]

【右手上段】
g[e] h[yuu] h[you] h[y][utu] h[y][oku] h[y][aku]
c[e] t[yuu] t[you] t[y][utu] t[y][oku] t[y][aku]
r[e] n[yuu] n[you] n[y][utu] n[y][oku] n[y][aku]
l[e] s[yuu] s[you] s[y][utu] s[y][oku] s[y][aku]
f[e] d[yuu] d[you] d[y][utu] d[y][oku] d[y][aku]

【右手中段】
m[e] h[yuu] h[you] h[y][utu] h[y][oku] h[y][aku]
w[e] t[yuu] t[you] t[y][utu] t[y][oku] t[y][aku]
v[e] n[yuu] n[you] n[y][utu] n[y][oku] n[y][aku]
z[e] s[yuu] s[you] s[y][utu] s[y][oku] s[y][aku]
b[e] d[yuu] d[you] d[y][utu] d[y][oku] d[y][aku]

左手の練習

※一文字づつ覚えるまで練習→一行すんなり打てるまで練習→次の行へ進む……としてください。

【左手中段】
e[t]e u[t]u o[t]o a[t]a i[t]i

【左手上段】
e[t][ei] u[t][ou] o[t][uu] a[t][ai]

【左手中段】
e[t][enn] u[t][unn] o[t][onn] a[t][ann]

というわけで

 とりあえず練習中。上手くいくのかしら……。

えらく間違っていました。

 というわけで、手順を修正。

右手の練習

※一文字づつ覚えるまで練習→一行すんなり打てるまで練習→次の行へ進む……としてください。

【右手中段】
h[e] h[yuu] h[you]                     h[y][aku]
t[e] t[yuu] t[you]           t[y][oku] t[y][aku]
n[e] n[yuu] n[you]           n[y][oku] n[y][aku]
s[e] s[yuu] s[you] s[y][utu] s[y][oku] s[y][aku]
d[e] d[yuu] d[you]                              

【右手上段】
g[e] g[yuu] g[you]           g[y][oku] g[y][aku]
c[e] c[yuu] c[you]           c[y][oku] c[y][aku]
r[e] r[yuu] r[you]           r[y][oku] r[y][aku]
l[e]                                            
f[e] f[yuu] f[you]                              

【右手中段】
m[e] m[yuu] m[you]           m[y][oku] m[y][aku]
w[e]        w[you]                              
v[e] v[yuu] v[you]                              
z[e] z[yuu] z[you] z[y][utu] z[y][oku] z[y][aku]
b[e] b[yuu] b[you]           b[y][oku] b[y][aku]

左手の練習

※一文字づつ覚えるまで練習→一行すんなり打てるまで練習→次の行へ進む……としてください。

【左手中段】
e[t]e u[t]u o[t]o a[t]a i[t]i

【左手上段】
e[t][ei] u[t][ou] o[t][uu] a[t][ai]
e[t][ei] u[t][uu] o[t][ou] a[t][ai]

【左手中段】
e[t][enn] u[t][unn] o[t][onn] a[t][ann] i[t][inn]

もう少しやってみます。

 とはいえ、ここの文章は未だ飛鳥に戻して打っていたりするわけですが……orz

あんちょこを画面隅に置いて打鍵中……

 コメントをいただいてリンクを修正しました。記事にした後からリンクチェックすればよかった……orz
 コメントにも書きましたが、交互打鍵がすごく苦手になっていることに気づきました。左手がさっぱり言うことを聞かないというか。
 試しにQwertyローマ字でやってみると普通に叩けるので、運動機能そのものの問題というわけではなさそうです。
 個人的には……「ノートPCのキーボードで小指に「A」とか「う」などを割り当ててあると辛い」という感じです……って、始めから解ってるじゃないかソレorz。

やっぱり左手から練習しないとダメかも。

 ……まるで非拡張部分をすんなり打てない(拡張部分練習+清音練習としてしか機能していない)ので、今は急遽、M式の太鼓打ち五十音練習方式を真似して、こんな練習を追加しています。
 とにかく「打てる感じを掴む&母音が折り返し五十音順に並んでいることを上手く生かす」方が良いのかも。

ふへほはひ ふへほはひ
つてとたち つてとたち
ぬねのなに ぬねのなに
すせそさし すせそさし
づでどだぢ づでどだぢ

ぐげごがぎ ぐげごがぎ
くけこかき くけこかき
るれろらり るれろらり
ぅぇぉぁぃ ぅぇぉぁぃ
ふふぇふぉふぁふぃ ふふぇふぉふぁふぃ

むめもまみ むめもまみ
わを わを
ヴヴぇヴぉヴぁヴぃ ヴヴぇヴぉヴぁヴぃ
ずぜぞざじ ずぜぞざじ
ぶべぼばび ぶべぼばび

ぷぺぽぱぴ ぷぺぽぱぴ
ゆよや ゆよや

 まだまだ練習中……。

画面(&あんちょこ)を見ながら打鍵練習するとろくなことがないことが判明。

 キーを確認する間だけはチラッと画面を確認しますが、それ以外はなるべく目を瞑ったままで打鍵しています(目を瞑って考えている時間の風がはるかに長い状況)。
 ……って、おかしなことを見つけた。子音(→拗音拡張)→連母音拡張の対応関係がuu/ou逆だった……Wikipedia側が間違いorz、修正してきました。

「外来語専用母音キー」を用いる、という発想。(まとまっていないのでメモのみ……)

 kouyさんの記事「けいならべって何だ?」へのトラックバック経由で拝見した「行段系カナ配列 eszett X-001(仮)」、外来音用の母音キーを専用に設けるという手法で「ぢ/でぃ」分別を行う興味深い設計。
 旧来より「濁音付き母音」キーを使う配列(G-code、Phoenix、mykey)はあったけど、「外来語専用母音」キーという発想は見たことがないし、何より面白いと思う。特に外来語と和語の取り違えで悩んでいる人にとっては、この解決方法は注目に値すると思います。
 行段系の母音拡張というと「撥音拡張(ann/inn/unn/enn/onn)」「連母音拡張(ai/uu/ei/ou)」「や行母音拡張(ya/yu/yo)」「濁音母音拡張」あたりがあって……となると、今回の拡張手法は「外来音母音拡張」なのかも。

tastieraさんから頂いたコメントより。

 (「母音拡張」ではなくて)「母音字拡張」ということで。この表現には「あっ、なるほど!」と思いました。


 「母音字」という表現で捉えてみると、母音字拡張キーを5キー増やすというスタイルのみではなく、たとえば「母音字シフト」キーを小指辺りに1個のみ置いて、「子音→母音字シフトキー→母音=外来語音」というシフト方法も可能になりそうですね。
 たとえば、こんな感じにするとか。

  • 「ぢ」=【D】【I】
  • 「でぃ」=【D】【外】【I】
  • 「ほ」=【H】【O】
  • 「ひょ」=【H】【拗】【O】 or 【H】【YO】
  • 「ふぉ」=【H】【外】【O】

 子音側/母音側/SandSに【外】キーを配置する or 子音隣接キーの後置で母音字シフトをするとか、色々な手法が考えられそうです。

(2006年7月22日0:40:54追記)なぜ「うえおあい」なのか?

 「あいうえお」などのようにすると、Dvorakでは「I」→「U」を高速に打鍵しなければなりません。
 で、練習をする上で同指連打は可能な限り避けたい(拗音節・シフト側文字の運指学習効果と同じで、妙な学習経路を確立しやすい)ので、それを避けるために「い」と「う」の間に空白を入れることにし、読者が一切意識せずとも強制的に区切られるようにしました。
 #見方を変えれば、これもアフォーダンスや制約の一種。


 ゆえに、Dvorakでは「うえおあい」なのです。