(memo)Japanist/64がここまで遅れた理由は『64bitアプリ製作のための開発環境構築コストを、Japanist/64の価格には上乗せしたくないと考えているから』なんじゃないの?と思う。
はじめにやるのは、緊急性が高い&数が出るから開発環境に投じた金を見かけ上回収できる『プレインストールソフトなど』だよね……これで、開発環境・テスト環境・開発技術を蓄えていく、と。
そして、移行するためのぎりぎりのタイミング(今回だとXPのサポート終了あたり)まで引っ張ってからJapanist/64とかの『数が出ないけれども、作らなきゃいけない』ソフトを作り始める……と。
こーゆーのは、段階的な値下げ前提じゃない「はじめから安価で」売り始めるソフトにとって、ある種当たり前の戦略という気がする。
ソフトウェアの開発コストは『製作工数÷販売予測本数÷開発技術の枯れ具合』にリンクする部分がすごく大きいし。
ユーザーが少なくても関係なく『あるべき価格で』Japanist/64を出そうと努力するなら、ほかによい手はないと思う……。
#また、Japanist2003みたいに「成り行き任せで実質2020年頃までアップデートサポートつき、1万円未満」みたいな売り方になるのかなぁ……。