(note)「悩んだときのヒント」を探す為の、本の並べ方。

 ウチでは地震対策の一環として、そもそも『本棚』がありません*1
 九割方の本は、段ボール箱の中に詰めて放置プレイしてます。
 ……そんな中で、この一角には本を「床置きで」並べてます。

 この区画は「相沢かえで文庫」。たまに箱ものとの入れ替えをしていたり。
 撮影直前にはちょうど100冊あったのですが、写真は1冊抜いた状態です。


 人は天にアイディアを求めるとき、天を仰ぎ見ます。
 人は今を強く生きようとするとき、正面を向きます。
 そして自らの知識の海を泳ぐとき、俯き息を整える。
 ……だから本は床に置き、困ったときにはそこにある背ラベルを、ボーっと眺めるわけ。

 
 今日「相沢かえで文庫」から引っこ抜いたのは↓。

スウェーデン式 アイデア・ブック

スウェーデン式 アイデア・ブック


 一度ぱらぱらとでも読んだ本というのは、本の背ラベルと内容とが緩くリンクしてる。
 困ってないときには何の役にも立たない話が、いざというときには役に立ったりする。
 ……いつ役に立つかわからないから、とりあえず「引き出し」を見えるようにする、と。


 ……って、こんなことやってるから「本のデジタル化」に踏み切れないんだよなぁ……。

*1:ぐちゃぐちゃに崩れた本棚を直すのは、結構気が滅入る仕事になるので……こういった「避難経路外の廊下」に本を並べておく分には、そういったトラブルがおきにくいので、結果ウチではこんな感じになっていたり。