Re:トラックバック企画 文字入力のこと

 再びRe: トラックバック企画 文字入力のこと(@駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚)他1件--親指シフトウォッチ経由で拝見しました。

 なにやら面白そうですので、私も参加させていただきたく。


1.入力方式は?
 飛鳥(あすか)という、親指シフト系の配列(≠NICOLA・いわゆる親指シフト配列)を使用しています。
 タッチタイプは…何となく出来てはいますが、タイピング練習ソフトを使うと未だにミスの山です。考えたことを打つには困らないのですが、見たものを打つのは未だにしんどい状態でして…まだまだ扱い切れていないのかもしれません。
 ちなみに飛鳥は、同じ親指シフト系ながら、NICOLAとは少々毛色が異なります。
 私はNICOLAを試してみて(正確には4ヶ月掛けても)いまいちしっくり来なかったために、飛鳥へ移行しました。もし、万が一にも似た状況に陥ってしまうことがありましたら、その時に「ああ、そういえば飛鳥というものもあったな…」と思い出していただければ幸いです。


2.日本語入力システムは?
 最近、ATOK2005にしました。MS-IMEは…どうにも思った通りに変換できずにいらついてしまいますので、システムから削除(使えない状態に)しました。
 ただし、これだけでは飛鳥を使うことができないので、別途キー入力を入れ替える「姫踊子草(ひめおどりこそう)」というシェアウエアを追加しています(親指シフト系配列も含めて、多数の配列をこのソフト一つで使えます)。


3.キーボードは何を使ってますか?
 メインとなるノートPCのDynabook C8(Toshiba)では、内蔵のキーボードをそのまま使っています東芝系のノートは「スペースバーが大きすぎてNICOLA打ちをするには辛すぎますね(ioi)。
 デスクトップではTK-U06FPLG(ELECOM)を使っています…基本的に軽薄短小のキーボードが好きなものですから。チルトは倒して、手首を上げ反りさせないようにして打っています。少々打鍵音が乾いていて安っぽいのが玉に瑕ですが、それなりに使い勝手がよく気に入っています。
 ローマ字入力時代にはキー幅15mmのATC-MKB95(Audiotechnica)を使っていました。フルピッチキーボードでのローマ字入力は、今も昔も私にとっては地獄そのもの(yやbを打つとホームポジションに指を戻し損ねて大変)です…こちらは家庭サーバー用に転用していまして、現行ではほとんど使用していません。親指シフトに転用しようかとも考えましたが、逆にこのサイズでは無理がありすぎまして、結局諦めてしまいました。


 しかし、カナ入力ってそんなに嫌われているんでしょうか…?
 私はワープロ専用機(松下のU1シリーズ)で始めてキー入力を覚えましたので、自然と旧JISカナ使いになりました。機種自体は4方式の入力に対応していたのですが、新JISは小指シフト仕様で使いづらく、ローマ字入力は反応が鈍く、50音順配列はかえってややこしすぎて使い物にならなかった…といった感じで、結局は旧JISカナに。


 そもそも、「カナ打ちでは馬鹿にされる」という場面に遭遇したことがないので、いまいち実感が湧かないんですよね…。
 筆記用具に各人の好みが現れるのと等しく、カナ文字入力に使用する配列も人それぞれで良いような気がしてなりません。
 というか、私の場合は「ローマ字打ちの方が学習障壁は低いよ」という物言いでして…まるで逆なのかもしれず、という感じでしょうか。


 会社などでの使用が主な場合、占有PCよりも共用PCが多い環境ではローマ字打ちを個人的には推奨していますが、それは結局「カナとローマ字の切り替え方が解らず、現場が混乱することを恐れている」からに他なりません。共用PCの全てに「カナ←→ローマ字の切り替え方法」を記した付箋紙でも貼ってしまえば解決するのかもしれませんが、なかなかそういう雰囲気にはならないんですよね…。


 まずは、一部でささやかれているらしき「カナ=幼稚」という概念をぶちこわしたいですね。
 これからを生きる子供たちのためにも、

  • 「おまえカナ打ちかよ、ダッセー」
  • 「おまえ未だにローマ字打ちかよ、ダッセー」

なんて差別的な感情を持たせないことが重要なのかもしれません
 #いや、その前にまずカナ・ローマ字切り替えの方法をきちんと教えるべきか。今一番厄介なバリアは、間違いなくこの入力方法の切り替え手順にあるはずだから。


 どうも、楽しいお題を提供していただきありがとうございます!
 かなり蛇足含みではありますが、以上の通り回答させていただきました。

親指シフトは専用キーボードの方が良い?

 いわゆるJ型。

 いわゆるJ型。

 いわゆるF型。飛鳥に転用することを考えると、取り消し・後退キーの位置がまずいんですよね…かなり良さそうなだけに残念なところ…、って、アレは単にキートップだけの問題なのかな?


 と、参考リンク。

Typewell、出来るだけミス数を減らしつつ打鍵してみることに。

 エラーを無視して打鍵すると、何とかDランクまでいけるようになったのですが、ミスを20以内に抑えようとすると、まだまだEランクでずっこけていますな…
 「遅い」と言われるのはまだ良いとしても(それは速く打てる人に任せればいいだけの話)、「ミスが多い」ってみられると洒落にならないですから、この辺に注視しつつやってみようかと。
 #前の記録は一旦フラッシュしました…そうしないと、低ミスだけど遅い記録が「記録対象外」になってしまうので。


 …ひとまずTypewellの「オプション→ミス回数上限設定」で、上限を10回に絞ってみました。
 先ほどやり直してみたところ、なぜか基本常用語でCが出ました…また偶然なのかなぁ…
 その結果はこちら(移行記録内の該当項目へリンクしています)